【台湾・高雄旅】高記@誠品生活松菸店で焼き小龍包

旅をしていると、すぐに食事しそびれたりする。この日も、別のグループの人たちと夕飯の約束をしていたのに、昼食を取りそびれていた。ちょっとだけ何か食べたい…。

誠品生活松菸店の地下2Fをウロウロし、小龍包で有名な「高記」にだれも人がいないのを発見した。永康街のお店はけっこう混雑しているイメージなのだが。これは行くしかないでしょ。

おやつ代わりに頼んだのは、「アスパラとヤマイモの炒め物」と、名物の焼き小龍包。焼き小龍包はどちらかといえば小さな肉まんみたいな感じで、おやつにピッタリだった。小腹を満たして大満足です。

【台湾・高雄旅】呉寶春麥方店 Wu Pao Chun Bakery

世界グランプリで賞をとったパンを出す、呉寶春氏のお店のパイナップルケーキなら美味しいだろうと思い買ってみた。本店は高雄にあるが、松山の誠品書店の地下2階にもある。閉店間際はけっこうすいていた。パンはほぼ売り切れているが、パイナップルケーキは在庫がたくさんあった。
4travel.jp


小ぶりであっさりしていていて、私は今まで食べたなかでこのパイナップルケーキ(鳳梨酥)が一番好き。



お店の写真などすべて撮影し忘れてしまった…紙袋はこんな感じだ。

ニックネームは"中国人(Le Chinois)"!? マヌーシュ・ジャズ・ギタリスト、Sébastien Kauffmann

以前から、このギタリストのことは気になっていた。ル・シノワLe Chinoisこと、セバスチャン・コフマンSébastien Kauffmannである。以前、フランスのアルザス地方で実施されているジャズフェスティバルのプログラムで名前を見かけて、「なんで中国人というアーティスト名になったんだろう」というわけで、気になっていたのだ。

こちらは、オフィシャルサイトの情報だ。
Le Chinois - Sébastien Kauffmann
プロフィールによれば、マヌーシュのツールを持つギタリストらしい。マヌーシュジャズに魅了されて12歳で楽器を習い始めたが、2年後にヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerに出逢ってから、マヌーシュ・ジャズギタリストになりたいという情熱が芽生えたとか。2005年にヨルギのコンサートに出演した際、セバスチャンのことを"Chinois"と紹介したことで、ル・シノワズがステージネームになったらしい。2007年には従兄弟のジャニート・フェリックスDjanito Félixとデュオを組み、フランス国内をツアーに行くようになる。2012年に出したファーストアルバム"Fusion"はこのデュオでの作品だ。
2013年には、デュオを解消し、主にヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerを中心に、いろいろなアーティストと共演をするようになる。フェスティバルにも多く出るようになり、2015年には、リズムギターのドゥニ・ルブルDenis Leboulとベースのクリストフ・ラインハルトChristophe Reinhardtとトリオを結成し、ツアーを開始。そして"Chinois & Friends"というアルバムを2016年2月に出したようだ。

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ヨルギに、クラリネットやピアニストも参加している模様。収録に曲はオリジナル曲のみならず、ジャンゴの曲やジャズのスタンダードも含まれる。どんな感じなんだろうか。
Chinois & friends, album sorti en 2016 - Le Chinois

アルバムを出したことに関係するのか、フランス、イゼール県の放送局Radio - TV Val d'Isèreで演奏を披露したらしく、動画も発見した。

今のところは海外で活動している様子は見られないが、そのうち大きく羽ばたくだろうか。注目したい。
なお、このギタリストを"Le Chinois"と命名したヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerとの共演の模様については、以前、このブログでも紹介している。
asquita.hatenablog.jp

Angelo Debarre、カナダでのライブ映像

アンジェロ・ドゥバールAngelo Debarreが最近あるジャズフェスに登場したと知り、その動画を探していたが見つからない。代わりにこんなものを見つけた。今年4月15日にカナダ、モントリオールにあるUpstairs Jazz Clubというところでライブをやっていた模様だ。サポートするギタリストには、カナダをベースに活動するデニス・チャンDenis Changが参加している。リズムギターとは表現されていないだけあって、ちゃんとメロディだって担当している。
UPSTAIRS | Jazz - Bar - Grill

"Rythme Futur"を匂わせたところでの"Nuages"とか、超絶技巧の"Hungaria"に"Swing de Samois"とかデニスのソロに演奏中なのに惜しみない拍手を送る"Minor Swing"とか、デニスの歌声も楽しめる"Tschawo"など、見ごたえがある。コンサートに行った人がうらやましい。
このEastern European Songというのは、まさに東欧のエキゾチックなメロディがだんだん速度アップしていく。もっとアップできるだろうに…なんて思ってしまうのは意地悪だろうか。


なお、デニス・チャンDenis Changは2011年にDC Music Schoolという学校を設立しており、有名ミュージシャンが出演する練習用動画を無償でたくさん提供してくれている。記憶に新しいところでは、ビレリ・ラグレーンBireli Lagreneのものがある。

asquita.hatenablog.jp

今回も間違いなく、アンジェロが出演する演奏見本動画をアップしてくれることだろう。楽しみ。

世界の果ての通学路


Sur le chemin de l'école、2012年、フランス、Pascal Plisson監督

この映画、前から観たいと思っていたのだ。厳しい思いをして長い距離を通学する世界の子供を追ったドキュメンタリー英語だ。ケニアのジャクソンは往復30キロを妹と一緒に4時間かけて登校する。道にはゾウの群れなどの野生動物による危険がいっぱいだ。アルゼンチンはパタゴニアのカルロスは、羊飼いの仕事の傍ら、妹と一緒に3時間かけて馬で登校する。登校中には、安全の神様へのお祈りも忘れない。モロッコのザヒラは4時間かけて通学し、1週間を寄宿舎で過ごす。奨学金をもらう優秀な子だが、おばあさまの時代はモスクに行くだけが教育で、とくに女の子が学校に行く機会がなかったという。「今に時代は恵まれている」というおばあさまの言葉が印象的だ。インドのサミュエルは決して裕福にはみえず、手足が不自由ながら、お手製の車いすで弟たちと一緒に登校する。やはり片道1時間以上はかかっているだろうか。道も悪いなか、ただでさえ古いタイヤの状態は限界だ。それでも兄弟たちの明るさに救われる。
日本でも通学が大変な場所に通う子どもはいるとはきくが、通学路の条件はここまで悪くはないだろう。いくら雄大な風景であっても、毎日通学するとなると話は別だ。過酷さが伝わる映像だった。でも、どの子も利発そうで、両親も含めて教育の価値をよく知っている。彼らの目の先には、教育を受けることで得られる夢がある。だから真剣なんだろうな。
私が子供のころにこの映画に出逢っていたら、もう少し真面目に勉強したかもしれないな…。

www.sekai-tsugakuro.com

【台湾・高雄旅】旗津フェリーで5分の船旅へ。


有名かき氷のために港に行ったついでに、フェリーにて束の間の船旅を楽しむ。元々は半島だったらしい旗津という場所である。5分くらいしか船に乗っていないという、びっくりするほど短い旅だけれども、非日常を味わうには最高だ。

フェリー乗り場を背にまっすぐ歩くと、屋台や海鮮レストランがひしめき合っている。ここでシーフードを堪能するのがいいらしい。



旗後天后宮。ここで地元のひとはお参りをするのかしら。



私達は時間がなかったので、旗津海岸公園まで歩いてきて、ぼーっと過ごした。夏は泳げるんだって!いいなぁ。夕陽が沈むのだって見られます。

解説はこちらにお任せ。
www.tabitabi-taipei.com

【台湾・高雄旅】駁二藝術特区でアートを楽しむ

高雄港の倉庫をリノベーションして生まれたアートセンターに足を運んでみた。とにかく敷地はだだっ広いので、歩きやすい靴は必須!
敷地内には、いろいろな大型アートが所せましと並んでいる。

この男女の大きな人形は、いろいろなデザインを施されてあちこちに見かける。これは…経絡が記されたもの。



「うーっがまんできない」という表現が絶妙なトイレ看板。

有名らしい、倉庫の上のキノコ?人形。


壁画も豪華で、台湾鉄道もあればロボットも。


「台湾加油」。「加油(ガンバレ」という単語でオイルを追加中。


構内に走るミニ鉄道には本当に人がのっている。


トランスフォーマーなロボットも。


こちらは港沿いの広い道にあった、気持ちの悪い彫刻…


本当はパイナップルケーキで有名なSunnyHillsがここにあるというので、行ってみたかったのだが…あまりにも遠く、そして時間もなかったのであきらめた。誠品書店もあるし、一日中時間がつぶせそうなエリアだと思った。またの機会だな。

www.taipeinavi.com

高雄の駁二芸術特区、そして、隠れB級グルメ発見。 | 台北ナビ