ベルリン国際映画祭のオープニング上映で注目されるフランス映画 "Django"

1951年から毎年2月に開催される、歴史ある映画祭である「ベルリン国際映画祭」。世界三大映画祭のひとつということで、Berlinale(ベルリナーレ)の愛称で親しまれている。この大きな映画祭で、ジャンゴが出てくるときいてびっくりした。
www.berlinale.de

でも、監督の名前をきいて、思い当たることがあった。以前、エティエンヌ・コマールEtienne Comar監督がジャンゴ関連の映画を制作しているとかで、エキストラを募集していたことがあったからだ。
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あの映画、きちんと完成して、結局"Django"という名前でリリースされたのだ! 映画って途中で挫折したりすることもあるので、きちんとこの映画が日の目を見たことを知りうれしく思った。ましてや国際映画祭のオープニング上演だ。しかもオープニング上映に選ばれた、というだけで、ニュースの話題にもなる。


映画がどのように評価されるか、興味がある。この映画をきっかけに、ジャンゴ・ラインハルトのことがもっと広がるといいなぁ…。

Angelo Debarreと共演を続けるなぞのギタリスト、Miraldo Vidalと、新アルバム"Nuage d'Italie"。

ちょうど2年ほど前に、こちらでギタリストのミラルド・ヴィダルMiraldo Vidalのことを紹介した。プロフィールなどはうまく検索ができずわからないのだが、なぜかアンジェロ・ドゥバールAngelo Debarreと頻繁にライブしたりCDを出したりしているのだ。
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そのミラルドが昨年11月に"Nuage d'Italie"というアルバムを出していた。意味は「イタリアの雲」といったところか。もちろん、あのジャンゴの名曲Nuagesにかけているのだろう。下に"Angelo Debarre & Miraldo Vidalと演奏者の名前が入っているため、この"Nuage-"をバンド名とみなしたほうがいいのかはよくわからないが、ジャケットをみると、"Nuage d'Italie"の下にバンドメンバーのように名前が入っている、トップ2人以外は、アンジェロの息子ラーンギRaangyと、Parido Furziという、ベースの人の名前が入っている。ジャケットのかわいい赤ちゃんのイラストもちょうど4人だし、やはりバンド名かな。ちなみにアルバムには同じタイトルの曲も入っている。
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試聴はこちらからどうぞ。
wall.cdclick-europe.com

相変わらずミラルドは謎めいており、今回Facebookでイタリアのトリノ出身で現在はローマ在住というのだけわかった。ローマのレストランで行われたライブの様子はこちら。

新しいアルバムの宣伝を兼ねて、ローマの大きな会場でもライブをやったようだ。

フルライブも動画て楽しむことができる。


Alessandro Vece

にんじんと豚肉のすっぱ煮

こちらのレシピ、作ってみた。
cookpad.com


にんじんは2本、豚の薄切り肉は千切りに。
これらをごま油でいためた後に、以下の調味料を加えて蒸し煮した。
和風顆粒だし(こんぶ)適当、酒大3、砂糖大2、酢大2、醤油大2。

以上。余熱で味がしみこむといい感じになった。

我が家には白ゴマも小ねぎも見当たらなかったので、パクチーで青みをプラス。ニンジンをたっぷり食べるのにふさわしいメニューだと思う。

Fan

Maneesh Sharma監督、インド、2016年

ガウラヴ青年は、ボリウッドの人気俳優、アリヤン・カンナの大ファンだ。部屋はブロマイドで埋め尽くされ、暮らしすらアリヤン・カンナを中心にするくらいだ。好きなあまり、顔も似通ってきて、もちろん踊りも完全にコピーして地元の素人タレントショーでもアリヤンのそっくりさんとして、ちょっとした人気者になっている。
アリヤンの誕生日に、ガウラヴはわざわざアリヤンに会いに行った。しかし、大勢いるうちの1ファンである彼が個人的にアリヤンに会えるわけもなく、プレゼントも渡せず、一度は面会をあきらめる。ところが、アリヤンのライバルでこれから人気が出るだろうとされるある俳優がアリヤンに対する挑発をしたことをきっかけに、ガウラヴは怒り狂い、あることを行うのだった…。

ガウラヴとアリヤンは、両方ともシャー・ルク・カーンShah Rukh Khanの演技によるもの。でも、このガウラヴの顔が、SRKをベースに微妙に違うところが妙にリアル。いかにも素朴な感じだし。そしてアリヤン・カンナとしてのSRKはまさにいつもどおり、スーパースターとして同道としているのだから、そのギャップがすごい。
熱狂的過ぎるファンを敵に回すって怖いよな…自分に似た人があちらこちらで傲慢な態度を取ったりセクハラしたり犯罪まがいなことをしまくるのに、言い逃れができないなんて。スリリングで最後までドキドキできる映画。

ご機嫌に踊り狂うガヴラヴ青年。

特殊メイクは、最新の技術も使ってかなり細かくやっていたことが判明した。歯と鼻を変えたくらいかと思っていた!

Kapoor & Sons

インド、2016年、シャクン・バトラー監督

女といたずらがすきなお茶目な祖父アマルジートは、いつも大往生を狙っているので、急に死んだふりをして人を驚かせたりしている。しかし、同居している息子夫妻と、成人して家を出てそれぞれ活躍している兄弟、ラウルとアルジュンは決して仲がよさそうには見えない。ある日入院した祖父に仕掛けたサプライズパーティーをきっかけに、今まで必死にないふりをしてきた家族のほころびが大きくなってきた。家族はもはや祖父が望むような、「仲良しの家族写真を撮影する」ということすらできないほど危機的な状況に陥っていく…。さて、この家族に再生はあるのか。家族のメンバーを思いやるがゆえに各人が行ってきた嘘や秘密がみんなに理解されて誤解が解けるのか。

アーリア・バット(Alia Bhatt)が、早くに両親をなくした女の子、ティアとして出演している。ファワッド・カーン(Fawad Khan)とシッダールト・マルホトラ(Sidharth Malhotra)が演じるイケメン兄弟の間で揺れ動くやんちゃな女の子という感じ。すごく自分の気持ちで正直で強がりな性格が、真実を隠している一家との対極にみえて好感度が高い。この子、前に何かの映画で観たなぁと思ったら、これか。

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はじめは正直「しつこいお爺さんだな」と思ったアマルジートも、ここまで家族がバラバラになってしまうと、もしかして無理してバカをやっていたのか、と悲しくなる。壊れた家庭の惨状に嫌気がさした兄弟二人に、「帰ってきてほしい」と必死に訴えるお爺さんと、けなげなティアについつい涙が出てしまった。

HK New Year Trip - 赤柱Stanleyに海をみにいく。

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友人たっての希望でスタンレー(Stanley/赤柱)という場所に行った。中環のバスターミナルで6Xのバスに乗って50分くらいだろうか。香港南端にある、海が美しいリゾート地だ。
ちょっと南仏っぽい。海が見えるところに、オープンテラスのカフェがたくさん並んでいる。朝ごはんを食べる時間なのに、ついついFish and Chipsを頼んでしまった…。これ。ビールいるやつだよなぁ。

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モンテッソーリ教育の学校の前に、ショッピングモールがある。そこに、スタバやマクドナルドはもちろんのこと、おしゃれな雑貨屋さんがいくつかあって、ついつい長居してしまった。"Taste"というスーパーにちょうど行きたかったから、立ち寄ってたくさん買い物。別にここで買い物しなくてもよかったのに。

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ちょっと出っ張っている"Blake Pier"にも行った。ここから、Po Toi Island (蒲苔島)というところに行く船が出ている。朝早起きしてぜひ行ってみたいところだ。


島に行く時刻表を一応メモ代わりに撮影。
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かしこい鳥が飼い主につれられてきていた。セレブっぽい犬もたくさん。きっと地元の方々にとっても憩いの場なんだろうなぁ。
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HK New Year Trip - キング・オブ・ワンタンメン「沾仔記Tsim Chai Kee Noodle」@Central(中環)

「あんまり食べ物には興味ないよー」という友達を無理やり引っ張って、このお店に朝ごはんを食べに行った。スタバなんて行かせません!
選んだお店は、宿泊したAirbNbのオーナー推奨の店、Tsim Chai Kee Noodle。

メニューはこんな感じ。本当は全トッピングを試したいところだが、まだ朝だし、初めてのお店なので、基本のワンタン麺で我慢してみる。無愛想な店員さんに注文をして待つこと数分。


お、い、し、い!! 本当においしい。ワンタンの中にある海老はぷりっぷりだし、あっという間に食べきった。注文をしてから、麺に3つのチョイスがあることを知った。次回は平麺でも頼んでみるかな。
卓上にあるお店オリジナルのラー油が本当においしかった。48HKDで入手できるみたいなので、次回はこちらも購入したいところだ。


注意事項としては、お値段だけあって何を頼んでも追加料金がかかる。お湯や水は出してくれないし、ティッシュも有料だ。あらかじめ自分で用意したほうがいいと思った。


ちなみに2009年の香港ナビの情報はこんな感じ。メニューや雰囲気などとくに変化はないけれど…値段が上がったんだなぁ。この頃の2倍以上アップしている。香港全体の物価の高さを感じていたがこの感触はきっと間違いないんだ。
www.hongkongnavi.com