これぞ不埒なメロディ。昔のキリンジがまだまだずっと好き。

キリンジが相変わらず好きだ。ベストアルバムにハマったのは2010年のことだったか。
musicircus 2010年に聴いた 10枚/長井明日香

その後この素敵すぎる兄弟バンドは2012年10月頃に弟がグループ離脱を発表し、兄の堀込高樹氏は、新たに6人組バンドKIRINJIとして再出発、2014年以降毎年1枚のアルバムを出している。
KIRINJI

弟の堀込泰行氏は2016年10月にソロでアルバム"One"を発表するなど、それぞれに活躍をしているようだ。
堀込泰行 | 日本コロムビア

それぞれ才能を発揮して素晴らしい仕事をしているとは思うが、私はいまだにキリンジ兄弟時代が忘れられず、いろいろな音楽にハマってしまうのだ。最近好きなのでこの2曲。

●水とテクノクラート

"2 IN 1~10TH ANNIVERSARY EDITION~"というアルバムに収録された、インディーズ時代の曲だ。歌詞が繰り広げる謎の世界観、さわやかな声、そして転調とリズムの変化がたまらない。そのメロディが不埒なのよ! 私が確実にYouTubeの視聴回数アップに貢献していると思う。

●つよがり魂

キリンジばかり聴いていたら、ある日この曲がレコメンドされてきた。なぜ?と思いつつ聴いてみたら、これはまさしくキリンジの声ではないか。2004年に当時のナムコから発売された「塊魂」というゲームのサウンドトラック収録曲にキリンジが参加していた、ということらしい。他にも野宮真貴氏とかカヒミ・カリィ氏なんかも参加しており、ゲームファンの中にとどめておくのは勿体ないアルバムだと思った。

いつまで経っても飽きないミュージック。これからも素晴らしい作品群をじっくりかみしめていきたいと思う。

若きドイツのマヌーシュ・ジャズ・ギタリストGismo Graf、トリオでドイツの音楽情報番組に登場

ドイツのギタリスト、Gismo Grafギスモ・グラフが、今年の6月にドイツの音楽情報番組"Klickklack"に登場し、自身のトリオとともに演奏を披露していた。演奏は渋いが、あれ、意外に若い!?

ここでふと気が付いた。ギスモ・グラフの名前は良く聞くけれども、実は何も情報をもっていなかった。いい機会なので、ちょっと調べてみよう。
1992年にドイツのシュツットガルト生まれのギスモは、父親のJoschi Grafもギタリストであり、19歳の妹Cheyenne Graf も歌手として活躍している。早い時期から独学でギターを習得したらしい。
このブログでも紹介した、ヨーロッパ域内のジャズフェス、Festival Jazz Manouche ZillisheimやDjango Reinhardt Memorial Augsburgにも出演しており、ますます活躍しているようだ。

2013年にリリースしたアルバム、"modus vivendi"では、マイケル・ジャクソンが作曲し、ジャスティンティンバーレークJustin Timberlake のカバーで一気に広まった曲、"Love Never Felt So Good"もカバーしている。

新しい曲もどんどんカバーして発表し、ギター音楽、そしてマヌーシュ・ジャズの魅力を広めていってほしいなぁ。

第6回。ミト・ロフラーを偲んで行われるジャズフェス"Jazz manouche à Zillisheim"では若手が大活躍!

2012年に、かの地で亡くなったマヌーシュ・ジャズ・ギタリスト、ミト・ロフラーMito Loefflerを偲んで始まったマヌーシュ・ジャズのフェスティバル、"Jazz manouche à Zillisheim"。6回目となる今年は地元のコンサート会場"Salle Polyvalente"で6月16日~18日の3日間にわたって行われたようだ。
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ロッキー・グリセットRocky Gressetは、16日のライブと17日のマスタークラスを担当。アンジェロ・ドゥバールAngelo Debarreやギスモ・グラフ・トリオGismo Graf Trioといったベテラン勢や、若手で勢いのあるサンドロ・ロリエSandro Lorierやニッショ・ラインハルトNitcho Reinhardt、そして、シェリー・ラインハルトCherry Reinhardtという気になる苗字の人も登場する。
シェリーは、アルザスのリンゴ・ロリエRingo Lorierの息子で、アルザスの音楽一家出身。2014年にこのフェスで行われた若手タレントコンクールにて、2位を受賞した経験があるらしい。こうして育った才能がメインアクトとしてフェスに出てくるというのは、いい循環だと思う。
なかなかかの地にいくのは難しいので、動画で雰囲気を楽しみたい。

昨年の様子はこちらをどうぞ。
asquita.hatenablog.jp

初の横浜家系! 麺屋けんゆう 中野新橋店


遅い夜にどうしてもラーメンが食べたくなった。仕方ないからその場で検索し、良さそうなラーメン屋に行くことにした。こんな時間なのにまぁまぁ混んでいるし、女性一人のお客様もいるぞ。


入ってから、「横浜家系ラーメン」であることを知る。家系というのはきいたことはあるが、定義はよくわからなかった。「豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン」のことをそういうらしいが、入店の段階ではどれが名物かよくわからなかったため、とりあえずふつうの醤油ラーメンを頼むことにした。本当は、ライスを頼んで、まずはラーメンについてきたのりで食べるのがお作法みたいだが、さすがにごはんが食べられる気はしなかったので、敢えて頼まず。お店の人の目が痛い。でも変わりにキャベツの付け合わせを頼んだから許してほしい。


麺の量が多いようにはみえなかったが、満足感はすごい。でも、スープを「ふつう」と頼んだせいもあるかもしれないが、脂っこさなどは感じず、完食した。ごちそうさまでした。

トスラブ館山ルアーナ体験。地の食べ物を堪能。

2年前にクローズした旧トスラブ館山は、新しい場所に移転し、名前も「トスラブ館山ルアーナ」になったとか。こちらは、いわゆる健康保険組合の宿なのだが、誘われて新しいトスラブに行ってきた。


全然写真を撮影していなかったが、建物は2階建てのとても贅沢なつくり。どの部屋からみても、館山の海方面を見渡すことができる。天気が曇りだったのがとっても残念! 屋上は星がみられるテラスになっている。部屋はだれかの家みたいなくつろげる空間で、落ち着いたデザインだ。前のトスラブにあった、クリスチャン・ラッセンみたいな絵はみんな処分したのだろうか。私はこちらのセンスの方が好きだなぁ。

温泉はどちらとも大浴場、外湯あり。ただしだだっ広いという感じではない。プールもあるので、水着をもっていけば楽しむことができそうだ。

そして、楽しみなのは食事。地元でとれた野菜と魚が中心のメニューが用意されていた。せっかく南房総にいるんだし…というわけで、安房の地ビールだという安房麦酒を頼む。これ、数ある飲みものメニューの中で、まあまあお値段が張った。ちなみに地酒や焼酎も豊富に用意されている。



一番感激したのはお刺身だろうか。前のトスラブから使われていた、海をイメージしたようなお皿にこれでもか…というくらいのせられたお刺身たち。いいねぇ。


デザートは、これまた千葉の名産であるピーナッツを使ったスイーツだった。

いやぁ、トスラブ館山ルアーナ、とてもよかった。館内に用意されている服も着心地よく、これを着たまま夜も朝も過ごした。この服のまま朝は温泉に入って、フロントで服を返却して…ああ幸せ。それこそ、ここに長期滞在して、仕事して過ごしたいくらいだね、と友人と話したのであった。

「寿司と地魚料理 大徳家」でお昼からお酒と地魚を堪能。@千倉

館山に旅をしたついでに、千倉まで足を延ばした。目的はお寿司屋さん、「寿司と地魚料理 大徳家」だ。


千葉県館山市の特産らしいくこの芽(実ではない)のおひたしとか、くじらのお刺身、さし盛をちょいちょいとつまみながら日本酒を1杯。利き酒師がいるとかで、日本酒の品ぞろえはもちろん、ワインや焼酎もなかなかの充実っぷりだ。


最後に好きな握りをそれぞれ頼む。車エビのづけに、おろしポン酢で食べるタイ、アジ、イカ、生カツオなど。どれも美味しかったなぁ! 海沿いの町は海産物が美味しくていいねぇ。

虎馬@中目黒某所で馬と牛と堪能。

会員制馬肉専門店「ローストホース」と恵比寿の焼肉屋「虎の穴」のコラボレストラン、「虎馬」に連れていっていただいたぞ。まず突き出しのような形でできたのは、産地が異なるフルーツトマト2種。ひとつは愛知県とかだったかな。もう忘れてしまった。完全入れ替えの2部制になっていて、9時からの回に参戦しました。


グラスに入った野菜たち。ダイコンやラッキョウはからかったがトウモロコシは恐ろしく甘かった。味噌につけて食べたよ。あとは、ナスやらニンニクの芽やらチヂミやらなにやらかにやら、とにかくいろいろなものが出てくる。たくさんの種類の食べ物が出てきて、うれしい。

馬類も忘れていません。ローストホースでも出てくるような、オビ、タテガミとロースのサンド、三角シンの肉寿司、フタエゴ。どうですこの美しい肉たち。とろけちゃって仕方がない。

こちらは牛肉のお刺身。



そしていよいよ、メイン。いろいろな調味料につけて食べます。


馬と。


牛。(部位とか覚えていない)

忘れちゃいけない、ドリンク群も最高だ。突き出しに出てくるしぼりたてのフレッシュオレンジジュースにも感動するが、飲み放題に含まれる、グレープフルーツサワーもいい。あとは、自家製の甘くないマッコリも気に入った。

満腹になって写真を撮影していないものもいくつかあるが、最後はカレーとかき氷で〆ました。このかき氷がまた美味しいのよね~。

ここは残念ながら、会員でないと予約ができない。またお肉愛好家であり会員のお方のお誘いを待ちたいと思う。