Malaysia Islands 5 days - ケーブルカーSkyCabにて楽しむ、ランカウイの絶景。


ダナホテルのコンシェルジュもタクシーの運転手さんもこのケーブルカーをオススメしてくるので、行ってみることにした。地元の人だと観光客よりもお安く楽しめるとあって、多くの地元民でにぎわっていた。


ケーブルカーからの眺めはこんな感じ。いや、風景は美しいが…高所恐怖症にはツラい…。



まずは、中継地点でひととおり風景を眺めてから、今度は頂上へと向かった。SkyBridgeに行くという選択肢もあったが、高所恐怖症にはツラすぎるので、ここはスキップ。上から眺めるだけにした。展望台でもすでにぞわっとするんだから、橋を渡ったらさぞ怖いだろうな…。

ラブロック。よく日本の観光地にもあるやつですな。ロックをここにつけると恋愛が成就する、みたいなやつか。


一番気になったのは、何と言ってもサルだろう。とにかく人懐っこいサルがたくさんいて、カフェで人間が食べ残したものを我が物顔で食べたりしているのだ。



そこで出てくるのがこのトラのぬいぐるみだ。



お店の人がトラをつかんでおいてみると、あら不思議。今までのびのびと行動していたサルは、慌てて木によじ登り、雄たけびを上げている。どうやら、このトラのぬいぐるみはサルたちにとって大いなる敵みたい。こんなトラのぬいぐるみ、何に使うんだろう…と思っていたが、大いなるかかしの役割を果たしていたようだ。
いつまでもその効果が続きますように。


私たちが行った日は平日だったので、10分足らず並んだだけでこのケーブルカーに乗ることができるが、休日などはさぞ混むことが予想される。その時は、通常価格(55RM)より高い、Express Lane用のチケットを105RMで購入すると、長い列をスキップしてケーブルカーに乗り込むことができるようだ。天気の良い日にランカウイを楽しみ1つの選択肢として。行ってよかった。

遅まきながらハマった"썸(Some)" by SoYou x Junggigo

ここ半年ほど韓国語にハマっている影響で、やたらとK-POPをきいたり韓国映画を観たり、はたまたドラマを観たりしている。文化を学べば語学力がちょっとは高まるかな…なんて思っているのだが、そんななかこちらの映像にぶつかった。Sungha Jung(チョン・ソンハ/정성하)という、動画サイトを通じて人気を得て「天才」と呼ばれ、今や3枚もアルバムをリリースしたギタリストが、やはり同様に動画サイト中心に演奏を発表して注目を受け、昨年アルバムを出したギタリスト、アン・ジュンジェAhn Jung-Jaeとギターでデュオを組んでいる動画だ。

始まりのフレーズは"Time After Time"か何かかな、と思ってなにげなく聴いていたが、どんどん曲に惹かれていってしまった。なんだこのコード進行は、そしてこのメロディは。この二人のギタリストの演奏曲は主に流行った曲のカバーが多いので、この曲も、カバーに違いない…と思い、調べてみたら、原曲を見つけた!!

소유(SoYou/ソユ) という人と、정기고(JunggiGo/ジョンギゴ)という人のデュエットソングなのね。そして、ソユは、4人組ガールズグループで人気を博した「SISTAR」のメンバーで、この時はまだグループに所属していたらしい。
昨年2017年5月のSISTAR解散に伴い、同年12月にはソロシンガーとしてアルバムをリリースしていた。そのアルバムにPrimaryが参加しているときいて、アルバムの情報を探している過程ではっとした。相変わらずよく聴いている、このPrimaryの"Right?"をうたっている声のキレイな人がSoYouなんだ! なるほど!
asquita.hatenablog.jp

ちなみに、ソユのファーストアルバムに収録されたPrimary提供の曲は、この"The Night"だ。リリースしてすぐにこの曲はチャートで1位を獲得し、他のアルバム収録曲もすべてチャートインしたという。

一方のジョンギゴは、今年で大手事務所との契約が終わった模様。美しい声の持ち主だと思うが、この"Some"がメガヒット過ぎて、その前後の活躍がちょっとかすんでしまったのかもしれない。
news.kstyle.com

なにせこの"Some"という曲、2014年の韓国国内の音楽アワードを稼ぎまくっているからな。
歌詞は、「友達以上、恋人未満」の二人をうたった内容になっている。
요즘 따라 내 거인 듯 내 거 아닌 내 거 같은 너 These days it feels like you are mine, it seems like you are mine but not.
네 거인 듯 네 거 아닌 네 거 같은 나 It feels like I am yours, it seems like I am yours but not.
という、サビの歌詞の音もかわいいなと思って聴いている。「4年前のヒット曲に今頃!?」なんて意見は気にせず、しばらくはまっちゃいそうだ。

こもり四谷店にて、美味なみそラーメンを。


四谷でラーメンが食べたくなったので、探してここに来てみた。北海道ラーメン、味噌ラーメンがウリだとのことだが、カウンター8席くらいで男性が多く、店に入るのには多少の勇気を要した。


味噌ラーメンはボリューム勝負、というタイプのものもあるが、こちらのは、品のある量で、麺の硬さも細さもちょうどよかった。普通の味噌ラーメンだともやしの量が少なすぎたので、次回はもやし辛味噌ラーメンを試してみようと思う。お値段も680円程度と都心のラーメン屋よりもお安くて美味で、満足度が高かった。

「ハナ 奇跡の46日間」。南北統一卓球チームが千葉でともに過ごした日々を描いた映画。

코리아(コリア)、2013年、韓国、ムン・ヒョンソン監督

1991年に千葉で開催された世界卓球選手権大会で実際に起こった出来事をベースにした映画。ハナは数字の1を示しているのね。主人公にハナちゃんという人が出てくるのかと思った。原題の「コリア」は、韓国と北朝鮮の統一チームを「チーム・コリア」と呼んでいることからつけられたのだろうか。

ハ・ジウォンが韓国のスター卓球選手だったヒョン・ジョンファを、そして、北朝鮮のリーダー的存在の選手、リ・プニをペ・ドゥナが演じている。ある日、政府の決定により、卓球の世界選手権で韓国と北朝鮮がタッグを組むことが決まった。自分たちが出場するチャンスも減る可能性も出てきた選手たちは猛反発するが、上の決定なので逆らえない。はじめは明らかに反発しあった両国の選手だが、ともにトレーニングをして時を過ごすうちに、打ち解けていく。ところが、北朝鮮の選手の護衛たちはその様子が気に食わず、急に北朝鮮の選手を帰国させるという決断を下すのだった…。

北朝鮮と韓国の選手たちの表情や、普段の行動が明らかに異なるところがきちんと表現されていて、おもしろかった。そして、リ・プニ役ノペ・ドゥナの化粧っ気がないどころか、恐ろしく顔色が悪くてやせ細っているのが印象的だった。これにもちゃんと伏線があるのだが。

ヒョンの、一見冷たいけれどもアツい心を描いたシーンが多々あって、涙が出た。どこがフィクションで、どこが実際にあった話なのか、その境目をこの映画で探すのは難しい。でも、ヒョンとリ・プニに本物の友情が生まれ、でもその後会うチャンスがない、というのは本当なのだろう。
この映画の影響で、実際にヒョン・ジョンファとリ・プニを再会させよう!という運動もあったとか。映画の影響って本当にすごいな。
news.kstyle.com

Malaysia Islands 5 days - これぞリゾートライフ。ザ・ダナ・ランカウイ(The Danna Langkawi)


ペナンから、今度はランカウイ島へ向かった。スーツケースを持っていることを考慮し、移動は船ではなく飛行機で。
40分ほどでランカウイに到着。ランカウイ島の宿、ザ・ダナのお迎えの車に乗せられてホテルに到着した。

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高い天井、中庭のあるゆったりとした空間、プライベートビーチとつながるプール、穏やかで親切な従業員たち。ちなみにこのホテル、日本人の従業員の方もいらっしゃるので、英語が苦手な方でも安心して滞在ができる。
プールサイドで飲み物を頼んで、気ままに泳いで、疲れたらイスでカクテルを飲みながらゆったりと過ごした。ホテルの位置の関係上、夕陽が沈むところこそ見られなかったが、空の色が暮れなずんでいき、紫色の空が海やプールの水面にうつるのを眺めることができた。

ホテルでの滞在があまりにも素敵すぎてホテルの外に出る気力を失ったため、夜ごはんもこのホテルのレストランで食べることにした。素敵な盛り付けの、非常においしいマレー料理を堪能できた。あれ、こんなに幸せでいいんだっけ。

翌日わかったことだが、このホテルは、徒歩圏内に繁華街はない。ホテルで時を過ごすことを決めた人にこそ、ますます価値があるホテルなんだなぁ。

翌日の朝ごはんは、卵料理やパンケーキ、麺類の中からオーダーができるというものだった。しかも、スパークリングワインだって飲み放題だ。プールを眺めながら、ゆっくり過ごす休日、最高です。一生忘れない。

Malaysia Islands 5 days - Long Beach Cafe@Penangで味わうローカルフード


ペナン島のバトゥフェリンギは、のどかなビーチと高級リゾートからなるエリアだ。シャングリ・ラ  ラササヤンリゾート&スパなんかは代表的なリゾートホテルといえる。


そんな高級ライフを満喫してちょっぴりローカルの空気に触れたくなったら、バトゥフェリンギのナイトマーケットで土産物を冷かしつつ、Long Beach Cafeに行くのがいい、と勧められた。マレー料理、中華、タイ料理、ケバブなどの料理とローカルなフルーツジュース、ビールはもちろんのこと、イタリア料理なども味わえる。(ここでピザを食べたいかどうかは別にして)。

ここから夕陽がみえないのは、少しだけ残念だけどね。



帰りはナイトマーケットを冷かしながら帰ってきた。ペナンのストリートアートをあしらった土産は理解できるし、偽ブランド時計や偽ブランドカバンは、こういうローカルマーケットにつきものだと思う。でも、なぜこのクマが今売っているのか? このTeddyがどこかの国ではやっているのかしら。ま、普通のかわいいクマだから、Mr.Beanを知らなくても欲しくなる人がいるのかもしれない。

Malaysia Islands 5 days - "Black Kettle"@Penangで喉をうるおす


ペナンを旅した。ペナン島といえば、世界遺産の街ジョージタウンが有名だが、島をのんびり楽しみたいと思い、敢えてジョージタウンから小一時間離れたリゾートホテルに宿をとることに。

それでもみたいのが、世界遺産。いや、本当に魅力的な街だったのだ。しかし、午後は日差しが強いのに、日蔭が見当たらない。風も吹かない。中が見たかった教会はなぜか入り口が固く閉ざされ、その前でガードマンらしき人がお昼寝中だ。
タクシーもなかなかとおりかからず、お店も見当たらない。


もうダメかも…というところで、オアシスのようにみえたのが、このカフェ、"Black Kettle"だ。ガラスのショーケースには、パンが美しく並べられている。クーラーもきいているし、コーヒーや紅茶もおいしそうにみえる。というわけで、本当は別の有名店に行きたかったのに、暑さに疲れて思わず入ってしまった。


本当はコーヒーとケーキを食べたかったが、代わりに私はスイカのジュースを飲んだ。過酷な条件を超えたのちに飲む、現地のフルーツジュースがまずいわけがない。ダラダラと過ごせる、天井の高い空間も気に入った。

本来目指していたカフェはこちらのChina Houseというところだったのだが、あとでガイドブックを読むと、やっぱり我慢していくべきだったかな…とも思ったりする。いいよ、次回また行くんだ!
gotrip.jp


ちなみに、Black Kettleのお向かいに消防署があって、ここの壁もアートっぽく仕上がっていて印象的だった。