トムに伝えてあげたいよ、フランシスはギョームではない、ということを! Gabriel Yared、あの、「ベティー・ブルー」のサントラを手掛けた音楽プロデューサーによるサントラのうちのひとつに、" Syndrome de Stockholm"という曲がある。やはり、トムが雰囲気の悪い農場に居つく理由は、このストックホルムシンドロームというやつなんだろうな。
そんなある日。家出して一人旅をしようと思って駅に出た彼女は、駅のホームの本屋で"Bareilly Ki Barfi"(バレーリーのバルフィ)という本を強く勧められて買う。この本の主人公バレーリーは、まさに自分とそっくりな奔放な女性だったことに感動したビッティは、本の作者であるプリタムに逢いたいと、印刷所に行く。