日本の伝統

今年はオンライン開催、「#うちで踊ろう郡上おどり」

今年は、コロナの感染拡大防止のために全国のお祭りが軒並み中止となっている。私の愛する郡上おどりも例外ではないが、この400年も続くお祭りはその歴史をつなぐために、オンライン開催を決定した。今日は「郡上おどり発祥祭」ということで、郡上おどりの歴…

今藤政太郎作「六斎念仏意想曲」に心をつかまれる

NHKEテレで放映されている「にっぽんの芸能」の司会をしていた石田ひかり氏が番組を卒業をされるということで、石田さんが印象に残った放送をまとめて放映するスペシャル番組を観た。この番組、和楽器や邦楽、あるいは歌舞伎やお能の世界に少しでも近づける…

Katsuyama 3 days - 左義長ばやしが大好き。2020年編

移住した友人に勧められたのをきっかけに、2012年以来数年に1回訪問している左義長まつり。今年は3年ぶりに行ってみた。 そもそも「左義長」というのは、小正月の火祭りを指すのですが、ここ勝山のはちょっと変わっているらしい。300年以上の歴史があるそう…

二月大歌舞伎「菅原伝授手習鑑」@歌舞伎座

十三世片岡仁左衛門27回忌追善狂言と題して行われた二月歌舞伎、昼の部の前半だけ観に行った。舞台は醍醐天皇の御代平安時代、菅原道真を題材にした義太夫狂言だが、私は寺子屋くらいしか観たことはなかった。こちらの解説をみて理解をしたのは、今回をみた…

11月歌舞伎(夜の部)~中村梅丸改め初代中村莟玉披露狂言「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)菊畑」

中村莟玉(かんぎょく)の襲名披露(ただし披露「狂言」なんだが…)を観にやってきた。 ●菊畑 鬼一法眼の館にて、ひそかに源氏の再興を目指して動く二人。その秘密を偶然、鬼一法眼の娘である皆鶴姫が知ってしまった、というストーリー。舞台の合間にいきな…

草津温泉素泊まり旅 3 DAYS ~草津節+草津湯もみ歌

草津温泉は温度が高いからこそ、「湯もみ」という、お湯を板でかき混ぜてお湯の温度を適温にするという文化がある。その時に歌われているのが、草津の民謡だ。「草津節」「草津湯もみ唄」「草津小唄」の3曲があるらしい。地元民の中では、「草津節」と「草津…

令和元年 宵宮の舞@八王子まつりで芸妓文化にふれる

八王子まつりは、毎年8月上旬の土日に開催されるお祭りだ。とくに土日は、甲州街道沿いで色々なお祭りが見られたり、各地区の山車や神輿が見られるという。本当は一度じっくりみてみたいのだが、なかなか日程が合わない。そんななか、久々に八王子祭りを垣間…

名高大岡越前裁(国立劇場11月歌舞伎公演)

久々に観に行った歌舞伎は、大岡越前を題材にしたものだった。名奉行としてドラマでも有名な大岡越前が、さまざまな事件をだれもが納得のいく解決方法で裁いていくという話だ。ただし、今回この歌舞伎の舞台で題材に使われた「天一坊事件」については、実在…

渋谷コクーン歌舞伎第16弾「切られの与三」

歌舞伎の世話物、「与話情浮名横櫛」(瀬川如皐 作)を、串田和美氏の演出によりアレンジしたという「切られの与三」を観に行った。実はコクーン歌舞伎を観るのは初。何の前情報もなく楽しむことができた。主役は七之助が演じる与三郎、江戸の大店の跡継ぎだ…

石川2018パート2_番外編。山中節ってなんだ?

山中温泉に来てはじめて、山中節を知った。「海の男と里の娘が湯けむりの中から歌いつづった温泉民謡として名高い」って説明に書いてあったが、本当に有名なのかしら。パンフレットによると、山中節が生まれたのは西暦1700年頃の元禄時代。北海道と本州を結…

近代能楽集、葵上・弱法師(三島由紀夫作、笠井賢一演出)@銕仙会能楽堂

三島由紀夫の「近代能楽集」という本がある。これは、三島がお能の持つ演劇可能性を追求した劇作品だ。これを実際に三島が能をよく観に来ていたという銕仙会能楽堂でやったらどうなるの?ということでできがったのが、今回の「葵上」+「弱法師」である。そ…

成田美名子画業40周年記念「花花能」@GINZA-SIX観世能楽堂

成田美奈子といえば、私は、「エイリアン通り(ストリート)」と「CIPHER(サイファ)」の世界にハマって、NYにあこがれたり絵ハガキセットを購入したりした記憶がある。が、その後の彼女の作品はあまり知らずにいた。でも、実は1977年にすでにお能を観に行…

第14回ユネスコ記念能。シテ方5流派の女流能楽師による「葵上」を比べる。

第14回ユネスコ記念能に行ってみた。番組は、「葵上」、それに狂言の「因幡堂」。面白かったのは、シテ方5流(観世、金春、宝生、金剛、喜多)の女流若手能楽師が、同じ曲目を続けた上映したところかな。プログラムに法政大学能楽研究所の中司由起子氏による…

新作能舞 三酔人夢中酔吟―李白・杜甫・白楽天―改訂版公演@国立能楽堂

久々の能楽鑑賞。素人の感想をここに。 ■琵琶三秘曲―流泉・啄木・楊真操(岩佐鶴丈-楽琵琶) そもそも琵琶ってボディがふくよかなものと思っていたら、こんなにうすいものがあるんだね。調弦の関係で曲順に指定があったのだが、琵琶の調弦って大変なものなの…

三味線オペラ⁉︎

会社の近所でランチタイムコンサートをやっており、たまたま三味線と尺八のデュオによるコンサートだというから、足を運んでみた。街中で邦楽がきけるのって珍しいな…と思ったのだが、客層がかなり上ぶれていてびっくり。邦楽だからなのか、それともいつもそ…

祭りだまつりだ~! 第54回桐生八木節祭り2017 

毎年のように桐生八木節まつりに通っている身だ。テレビで紹介されたとかで、近年ますます大規模化しているお祭りに今年も土曜日行ってきた。 例年、桐生ガスプラザ前、本町五丁目にある「粋翔大やぐら」から見学をスタートするのだが、若者が集ってひたすら…

「郡上おどり 2017 in青山」で踊ってテンションUP!!

今年も2017年外苑前の秩父宮ラグビー場の駐車場にて2日間にわたって開催された、「第24回 郡上おどりin青山」。2年ぶりに参戦してきた。いやぁ、すごい人。しかもみんな踊りたい人ばかりだ。 本当は郡上おどりのレッスンを受けたかったのだが、会場に到着し…

大好きなお囃子にどっぷり@勝山左義長まつり2017

♪ 蝶よ花よ 花よのネンネ まだ乳飲むか 乳くびはなせ 乳くびはなせ~♪ 町中が赤、黄、緑のラスタカラー、もしくは赤、青、白のトリコロールの短冊でわーっと飾られると、「お、左義長まつりが始まるのだな」と思う。ここ福井県勝山市の左義長まつりはちょっ…

「酉」が中心の「作り物」展示2017@勝山左義長まつり

作り物とは、生活用品を何かに見立てたアイデア展示のことを指し、各地区に必ず展示されている。その作品説明も詩歌に託されており、これを「書き流し」という。シンポジウムで「台所用品と工具は絶対に一緒の場にあってはならない」みたいな話があったが、…

勝山左義長文化シンポジウム~大切な伝統を未来につなぐ~@勝山市民会館ホール

友人に入場整理券のゲットをお願いして、さぎっちょのシンポジウムに参加してみた。 「勝山左義長の魅力と課題」がテーマだったから、てっきりお囃子の話だと思っていたのだが、実際にはコアな作りものの話が印象に残った。鳥取大学准教授の高橋健司氏のプレ…

絵行燈2017@勝山左義長まつり

勝山左義長まつりは、お囃子もさることながら、全国より公募した川柳や狂歌を地元の絵行燈絵師が絵を付けた行燈が町中を飾る。これが、なかなか面白いのだ。全国公募だけあって、ネタも全国規模、いや全世界規模かな。 今年はピコ太郎、PPAPネタは多かったよ…

とにかく華やか! 今風で楽しい! 通し狂言 しらぬい譚(ものがたり)尾上菊之助筋交いの宙乗り相勤め申し候@国立劇場

国立劇場の50周年を記念した新春歌舞伎公演に行く機会があった。しらぬいものがたり? 原作の「白縫譚」をベースに作り変えたものらしいのだが、名前の地味さと裏腹に相当面白かった。 まずは菊之助演じる若菜姫が登場。シーンは、土蜘蛛の妖術を譲り受ける…

本気のおふざけ、好きだわぁ。PNSP (Pen-Nurisamo-Sampo-Pen) by 国立劇場

国立劇場がオフィシャル動画としてアップしたのは、和楽器を使ったPPAPのパロディ、その名もPNSP (Pen-Nurisamo-Sampo-Pen)。実は和楽器とPPAPのコラボという意味では、さだまさしさんの和楽器によるPPAP動画も観ていたのだが、私はこちらの動画をすごく気に…

花火で有名な大曲。駅の発車メロディは「秋田おばこ節」!!

秋田新幹線で「大曲」で降りると、駅の発車メロディがユニークで驚く。篠笛吹きなら「これ、何かの民謡でしょ」というくらいは気がつくはずだ。何だろう…と思って探してみたら、駅の中に答えを見つけた。「秋田おばこ節」という曲のイントロらしい。 秋田お…

神楽坂寄席 林家木久蔵@神楽坂イカセンターはなれ

さる11月27日のこちらの会に参加させていただいた。この企画のいいところは、落語を愉しんだ後、実際に噺家さんと話ができること。 そして、この日の個別トークで学んだのは、噺家さんは初めにする小噺でその日の客層の笑いの閾値を見つける、ということ。実…

「ももクロ和楽器レボリューションZ」

youtu.be和楽器の魅力にももクロが迫るという、「ももクロ和楽器レボリューションZ」を観た。番組のサポートとしては、デーモン小暮さん。なんと30年も和楽器とのコラボレーションをしているらしい。ももクロはライブで和楽器をよく取り入れていて、ライブで…

井草八幡宮で井草囃子を聴く

お正月。 井草八幡宮に初詣にいったら、境内脇にて「井草囃子保存会」の方々が演奏をされていた…のをアルバムの整頓で思い出した。 どんな感じだっけな…。…なるほど。こんな感じだっけ。 保存会のウェブサイトによる、井草囃子の説明はこちら。井草囃子は185…

芸術祭十月大歌舞伎 中村橋之助改め 八代目 中村芝翫 襲名披露ほか

久々の歌舞伎、夜公演にウキウキだ。今回は中村橋之助が「八代目 中村芝翫 」を襲名するということで、中村芝翫ゆかりの演目が演じられていた。まずは歌舞伎十八番の「外郎売」。 主役であろう外郎売は尾上松緑さんだった。ちょっと今回やはり親とともに襲名…

姫島盆おどり(大分県)に行ってみたい!

大分県の姫島という瀬戸内海に面した小島には、鎌倉時代の念仏踊りに端を発した盆踊りの文化があるらしい。「国選択無形民俗文化財」にも指定されているこの姫島盆おどりの開催時期は8/14~15日。全国各地で盆踊が行われている時期だ。港の近くには「盆坪」…

八木節をカバーしているミュージシャンたち

「渡良瀬通信」でみかけたので、さっそく調べてみた。江利チエミ www.youtube.com宇崎竜童 エノケン ブラスバンドでの演奏も。アレンジの解説までついている。 その他、動画が見つからなかったもののカバーしている人として挙がっていたのは、秋川雅史、山本…