Jazz Manouche

"Kings of Gypsy Jazz"、Tcha Limberger と Mozes Rosenberg。二人の共通点は?

歌いながら奏でるヴァイオリンが印象的なベルギー出身のヴァイオリニスト、チャ・リンバーガーTcha Limberger。マヌーシュの一族に生まれ、ジャンルにとらわれずギターから歌、そして作曲までマルチなタレントをみせているチャ自身のトリオライブ映像がウェ…

Marcel LoefflerとCedric Loeffler。アコーディオン専門番組で魅せるマヌーシュ・ジャズライブ

昨晩アコーディオンのことを調べすぎたせいか、動画サイトが私にアコーディオンの動画をたくさん勧めてくるようになった。それはそれで楽しいけれども、やはりマヌーシュ・ジャズの世界で活躍している有名ミュージシャンにどうしても目がいってしまうという…

アコーディオンの種類とマヌーシュ・ジャズ。Ludovic Beier「Four And Two 」

今年2月にフランスのアコーディオン奏者リュドヴィック・ベイエールLudovic Beierのニューアルバムが出た。 ギターは、RomaneやAngelo Debarre、Thchavolo Schmitt、Patrick Saussois等の大物と長いこと共演してきたベテランギタリスト、フィリップ・キュル…

ジャンゴの時代を忠実に再現。Wawau Adlerの新作"Happy Birthday Django 110"

ドイツ、カールスルーエ出身、Sintiにツールを持つギタリスト、ワワウ・アドラーWawau Adlerのことは、定期的にその動向をチェックしている。理由はただひとつ。8年ほど前にドイツをドライブした際、“Bremer Gypsy Festival”というものを見つけて、わざわざ…

選曲も楽しい、癒しの"Jazz Manouche Confinement" -コロナ体制下で愉しむマヌーシュ・ジャズ

先日、こちらの記事にて、在宅ライブを公開するミュージシャンの話をまとめた。 asquita.hatenablog.jp この中では、ベネルクス3国で活躍するミュージシャンたちの取り組みをご紹介したのだが、今回、フランスのマヌーシュ・ジャズミュージシャンたちのリモ…

延期となった"Django a Go Go 2020"…代わりに楽しめる過去のライブ動画にテンションアップ

ステファン・レンベルStephane Wrembelは、パリ出身、ニューヨークを拠点にするフランス人ギタリストだ。ウディ・アレンの"Midnight in Paris"の音楽を作った人、といえば、ピンとくる人もいるかもしれない。 ステファンがニューヨークで「Django a Go Go」…

コロナだから実現する、マヌーシュジャズギタリストたちのリモート共演

コロナのせいでどの国でも人が集まる機会がなくなっているのはご存知のとおりだろう。当然ライブ活動も禁止されているので、色々なミュージシャンが自宅でライブを開催している。日本で有名かつ毎晩6000人ほどの視聴者を誇るライブを自宅で連日開催している…

ギタリストJoe PassとDjango Reinhardt、不思議な共通点

5月16日は、Django Reinhardtが亡くなった日だ。ミュージシャンがトリビュート演奏でもしてないかな…と思って軽く探してみたら、スウェーデンのギタリスト、ウルフ・ワケニウス Ulf Wakenius が"Tribute to Django Reinhardt and Joe Pass"というタイトルで…

ラインハルト家の末裔Levisは、ヒップホップシンガーとのデュオを結成

ジャンゴ・ラインハルトのひ孫、Levis Reinhardt(レヴィ・ラインハルト)。若くして当然の如く注目され、サモワのジャンゴフェスをはじめ、多くの出演機会を得ていたが、その後目立ったシーンでの活躍を見かけなくなっていた。最近どうしているのかと思った…

Fapy Lafertin、オランダのお城でマヌーシュ・ジャズの生演奏

ベルギーのマヌーシュ・コミュニティ出身のギタリスト、ファピ・ラフェルタンFapy Lafertinの若かりし頃の映像を見つけた。正直いって、キャプションをみて初めてファピだということを理解した、というのが正しいかな。オランダのギタリスト、Martin Limberg…

豪華メンバー勢ぞろい。マヌーシュ・ジャズのドキュメンタリー"Nuages"を見直す

気が付けばゴールデンなはずのゴールデンウィークは、ガマンを強いられるウィークになっている。が、私はいろんな映像を見直したりして、引きこもり生活をそれなりに楽しんでいる。さて、本日見直したのは「Nuages」というドキュメンタリーだ。1983年にフラ…

マヌーシュ・ジャズのスタンダードにしてジャンゴの名曲"Manoir de mes rêves"、Hugo Lippiのユニークアレンジ

ユーゴ・リッピHugo Lippiは、英国ポーツマス生まれ、17歳でプロのギタリストとしての活動を開始し、1998年以降現在までフランスを中心に活躍している。プロフィールに書かれている共演者をみると Stéphane Belmondo, Marcel Azzolaなど、また出演しているフ…

Amati Schmitt、ジャンゴ・ラインハルト生誕110周年記念ライブ@フランス、ストラスブール

ストラスブールにある”Centre espace culturel Django Reinhardt de Strasbourg”にて今年1月31日にジャンゴ・ラインハルト生誕110周年記念ライブが開催された。このライブのメインステージを務めたのは、アマティ・シュミットAmati Schmittのトリオだった。 …

移動遊園地王マルセル・カンピオンの誕生日会に出演した、有名マヌーシュ・ジャズギタリストたち

移動遊園地の興行主一族の長、マルセル・カンピオンMarcel Campion。パリにてさまざまなイベントを手掛けるのはもちろんだが、マヌーシュ・ジャズファンとして、移動遊園地イベントの中で無料マヌーシュ・ジャズライブを開催したり、自身もマヌーシュ・ジャ…

マヌーシュ・ジャズギター+ハモンドオルガンがつくる新しい世界。ロッキー・グリセットのライブ映像

フランス北東部、モゼル県にある町、Nitting(ニッタン)。こちらでは、毎年絵画と音楽を中心に添えたイベントが毎年開催されるらしい。正式なフェスの名前は、たぶん"Festival de Nitting" もしくは "Festival a Nitting"なのだろうが、"Festival peinture …

マヌーシュ・ジャズギタリスト一家、Romane一族の新プロジェクト発動!?

ロマーヌRomaneは、成長した二人の息子たち、リシャール・マネッティRichard Manettiとピエール・マネッティPierre Manettiとともに共演することが多々ある。Romaneとその息子たちによるプロジェクトは、このブログでも過去にいくつか紹介している。 asquita…

子供たちが4日間でマヌーシュ・ジャズの基礎を学ぶまで。フランス、ヴェルダンでの試み

Transversales(トランスヴェルサール)というのは、フランスのロレーヌ地方ヴェルダンVerdunにて文化プログラムを定期的に開催している団体だ。フランス文化・コミュニケーション省等とも連携しながら、地元に良質なエンターテイメントプログラムを届けてい…

マヌーシュ・ジャズ・ギタリストとしても有名なFrank Vignola、事故からの復活映像!

アメリカのギタリスト、フランク・ヴィニョーラFrank Vignolaは、トップミュージシャンからも共演を望まれるほどの実力派だ。オフィシャルサイトをみると、共演者としてリンゴ・スターRingo Starr、マドンナMadonna、ドナルド・フェイゲンDonald Fagen、ウィ…

ジャズピアニスト、ピーター・ビーツがストーケロと描くマヌーシュ・ジャズの世界

ピアニスト、ピーター・ビーツ Peter Beetsは、オランダのハーグ出身で、日本にもよく来日している有名ピアニストだ。ご両親も音楽に携わっており、The Beets Brothersとして2人の兄ともジャズトリオを組んでいる。ピアノトリオが好きなら、名門ジャズレーベ…

Dorado Schmitt 率いるDjango Festival Allstars のアーカイブ映像@Kennedy Center

米国の中枢、ワシントンD.C.にある文化施設、John. F. Kennedy Centerでは、多様な文化を紹介するためのさまざまなイベントが催されている。そんな数あるうちのシリーズ、「Explore the arts」シリーズで2007年に登場したのが、Dorado Schmitt率いるDjango F…

これぞスウィング! "Horizons"- ビレリ・ラグレーンの右腕リズムギター奏者、ホノが主役のアルバム

ホノ・ウィンテルスティン(ウィンターシュタイン、とかのほうがより近い発音のだろうか…、まあよい)Hono Winterstein といえば、あの大物ジプシー・ジャズ・ギタリスト、ビレリ・ラグレーン Biréli Lagrène の「Gypsy Project」を支える屋台骨として、また…

ブラジルのマヌーシュ・ジャズフェスは、なんとなくブラジル色。

マヌーシュ・ジャズのファンは世界中に…というわけで、ブラジルはサンパウロ州の年、ピラシカバPiracicaba で2013年から開催されているマヌーシュ・ジャズフェスティバルがあることは、何度かこちらのサイトで紹介してきた。 asquita.hatenablog.jpフェスと…

ドイツの不動産組合が続けるマヌーシュ・ジャズライブ プロジェクト

ドイツのハノーバーを拠点とする不動産団体"Wohnungsgenossenschaft Gartenheim"が、2013年にドイツを拠点に活躍するマヌーシュ・ジャズギタリスト、ヨショ・ステファンJoscho Stephanと立ち上げた、マヌーシュ・ジャズを楽しむプロジェクト"SwinGH"。 asqui…

進化系のマヌーシュ・ジャズを追求するLes Doigts de l'Homme、最新映像

私は、2002年に結成されたマヌーシュ・ジャズ・バンドのレ・ドワ・ドゥ・ロム Les doigts de l'homme (LDDLH) というバンドが好きで、比較的情報を追っていたつもりだった。でも、気が付けばほぼ2年ほど、彼らの活動を追っていなかった。当ブログで最後に彼…

ジャンゴ&グラッペリばりの名コンビ。RomaneとDaniel John MartinがTSF Jazzの番組に登場

TSF JazzのDeli Expressという番組がある。ランチタイムに生演奏とインタビューを愉しんでしまおう、という番組だ。収録された内容は惜しげなくポッドキャストで公開されている。2019年10月10日は、あのROMANEロマーヌと、UK生まれ、アフリカで育ちフランス…

公開に感謝。Jimmy Rosenbergの全ライブ映像@Poppodium Volt (Holland)

先日、興奮しながら、Jimmy Rosenbergのこちらのインタビュー映像を見つけたことをご紹介した。興奮しすぎて、その時はこのインタビューが撮られた背景をあまり理解していなかった。 asquita.hatenablog.jpが、今回もっと興奮するライブ映像を発見してしまっ…

マヌーシュ・ジャズがうまくなる!? Antoine Boyerが使っているギターとは…。

フランスのギターメーカーは、ミュージシャンを使ったプロモーションを頻繁に行っているということを、だいぶ前にこちらで紹介したことがある。 asquita.hatenablog.jpが、どうやらフランスに限らないようだ。 UKに本拠を構えてドイツやフランスでもギター…

"P8 Jazz Alive"に登場した、Dorado Shmitt親子とDR Big Band。

DRBB-The Danish Radio Big Bandは、1964年に創設された、デンマークの国営放送ラジオ局のビッグバンドだ。(DR=Django Reinhardt、ではない。)この由緒正しいビッグバンドが、そのシュミット親子、Amati & Dorado Schmitt と共演したとしたら、マヌーシュ・…

2年連続で東欧で最大規模のギターフェスに出演したStochelo Rosenberg、ライブのフル映像。

ルーマニアの中部、トランシルヴァニア地方ムレシュ県の県都、トゥルグ・ムレシュという町で毎年行われている、東欧で最大規模の国際ギターフェス、"Harmonia Cordis International Guitar Festival"。第14回となる2019年は8月6日~11日まで開催されたそうだ…

神童マヌーシュ・ジャズ・ギタリストJimmy Rosenbergの再出発!? 心境がわかるインタビュー動画

オランダのマヌーシュ・ジャズ・ギタリストであるジミー・ローゼンバーグ Jimmy Rosenberg を知っている人は、今どれくらいいるのだろうか。"Rosenberg"という苗字から想像できるとおり、Stochelo Rosenbergたちの従兄でもある。 私が彼のことを知ったのは、…