北京-月餅フィーバー

今回は旧暦8月15日(10月上旬)の中秋節を控えた時期の旅だったため、街は月餅商戦が盛んであった。近くのホテルロビーじゃ、お歳暮センターならぬ、月餅予約センターまで…。

かの地で暮らす友人によると、月餅の過剰包装や、過剰なやりとりで破棄される月餅も多数あるらしく、環境などの観点からも一部自粛ムードもあるとか。まあ、いくら具が違うとはいえ、そんなにたくさん食べれるものじゃなかろう。けっこう重たいし。

そんななか、今の人気は、外資系メーカーによる「ハーゲンダッツ」や「コールドストーン・アイスクリーム」の月餅。
"Coldstone CREAMERY"
http://www.coldstone-china.com/yb_09.aspx

クール宅急便などないため、各社の「月餅アイス引換券」を贈られた人が、近くのショップで受け取るらしい。昨年も大人気だったそうな。お値段は破格だが、おいしいというなら一つ食べたい…と友人宅そばのハーゲンダッツをのぞいたところ。

ご覧のとおり、バラ売りしていない。しかも8コしか入っていないのに、6,000円を超すお値段とは、日本プライスを以ても高くないか? 外資系アイスメーカーとしては、まさに「季節便乗型のいい商売」なんだろうが、私は味見を諦めたのだった。