北京-大山子798芸術区①


http://www.798art.org/
かつて「798厰」と呼ばれる国営の電子部品工場があった場所が、今や現代芸術のメッカとして栄えている。ここのプロデュースをしたアーティスト・黄鋭(Huang Rui)氏のインタビューに、この798芸術区のコンセプトなどが詳しく書かれているので、説明は省く。
http://www.nelsis.jp/nelsis/vol7/p12.htm#P12

元工場敷地内に、置物系の現代アートやギャラリー、アート系本屋やカフェがコンパクトにまとまった空間が、この798芸術区。写真でみてもらったほうが、早いと思うので、ここにいくつか並べておこうと思った。

http://www.798space.com/index_en.asp
これが、この敷地内でたぶん一番有名な場所「798時態空間」。工場の建物を活かしたギャラリーだ。私の大好きな徐勇(Xu Yong)がプロデュースした場所であり、かつ彼の写真作品が展示してある場所でもあるのだが、ちょっと写真が現代っぽすぎて、私の好きな徐勇の作風にはみえない。残念。ただ、この場所はショップやカフェも併設されており、長居できるいい場所だ。

まあ、これだけでも十分価値があるのだけれども、とにかくあまりにもシュールなアートが立ち並ぶ場所でもあるので、写真を無造作にはっておこうと思う。