家傳京飴 祇園小石


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京都のお土産にいただいた飴。いかにも京都土産という風情をただよわせた上品な色合いの飴玉が3種類ほどあったので、うれしくて仕事の合間に大事にいただいていた。が、この飴をなめたとき、あまりのおいしさに、どこで買えるのか気になって、ネットでチェックしたのだった。

私が気に入った飴は、「家傳京飴 祇園小石」というお店の「むらさき抄」。紫式部の書き物を意味するお菓子だそうだが、薄くて美しい藤色をした長方形の飴のなかには、金箔が配されていて、それはそれはきれい。紫蘇の味も上品で、おいしいのだ。

Webサイトをみると、このお店は、創業以来つくってきた黒蜜が自慢のお店らしい。それを活かしたのか、飴の種類は豊富で、黒みつ飴はもちろん、はっかやにっきといった昔ながらのものから、「こいしのチャイあめ」といったような、創作ものや、季節限定の飴も売り出すなど、なかなかよく考えて今の時代に合った飴を作り出している印象だ。

ちなみに、月ごとに限定の飴を出す飴歳時記というシリーズの11月版は、「葡萄酒飴」らしい。京都でワイン?と思わないでもないが、きっと、巷で売っているワイン飴と違って、上品な味がするんだろうなぁ。