ふるさと祭り東京 日本の祭り・故郷の味

http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/
1月8日(金)〜11日(月)まで、東京ドームにて行われたイベントを観に行った。

当日券1,500円を購入して、入場するまでにかかった時間は約10分…。会場に入ると、ものすごい数のブースが出店していることがわかる。残念ながら入場者の誘導があまりうまくいっておらず、数々のお祭りが観られる「お祭り広場」の無料観覧席に至り、それなりの位置でたった一つの座席を見つけるまでに、もうヘトヘトになった。複数人数でこの祭りステージを観るならば、有料観覧席に行くべきだろう。

本日観たお祭りのラインナップは、以下のとおり。
1.高円寺阿波踊り
阿波踊りは徳島県の風物詩だが、50年以上も高円寺でやっているお祭りでもあり、東京の夏の風物詩としても、もう定着しているのではないだろうか。とはいえ、これだけの大人数の踊りを観る機会はめったになく、壮観だった。とくに、大勢でやる女踊りは美しかったなぁ。

2.八戸三社大祭
280年の歴史を誇る、青森県八戸市からやってきたこのお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されているらしい。名物の山車は、動き出すと仕掛けもすごくて言うまでもなく見事なのだが、「俵づみ唄」?と踊りはシンプルながら気にいった。唄い踊りながら、俵をどんどん積んでいく。踊りの後には神主さんのお祈りも入り、その後神主さんのお囃子に合わせて獅子舞が披露された。ここで奏でられた音楽が、なぜかイスラーム系の音楽に思えたのは、気のせいか? いずれ、こんな大舞台じゃなくて、目の前で観てみたいものだ。

3.秋田竿灯祭り
これも国の重要無形民俗文化財らしい。よくJR東日本でツアーを組んでいるらしく、パンフレットをみかけるので存在は知っていて、一度観てみたいと思っていたのだ。
50キロもの重量がある、提灯がたくさん連なった竹竿を、掌やら肩やら腰やら、体のいろいろなところで支えて技を競い合うといったところか。竹がやけにたわんでいることや、実際にバランスを崩すと、高くまで上がった竿灯が倒れたりしていたため、スリリングであった。
夜は、この提灯に灯がともるから、さらにキレイなんだろうなぁ。

お祭りはもちろん現地の空気の中でみたほうがより楽しめることはわかっている。でも、手軽にお祭りを楽しめる、こんな機会もたまにはいいね。