アフロ考@多和田えみ Sings of Souls Live 2010


多和田えみのライブに行ってきた。ファーストフルアルバムのジャケット写真を後押しするように、会場の売店にもアフロのウィッグが売られ、アフロにはフリードリンクも付くなどの優待ぶり。彼女とともに出演した"The Soul Infinity"のメンバーも、コーラス担当もアフロだったので、総勢10名がアフロヘアでステージに上がったことになる。

もちろんライブを愉しんだのだが、これだけ多くのアフロヘアをみると、アフロスタイルの違いが気になってきた。よーくみると、ブロッコリーみたいに、きちんと平均的に丸くおさまっている人と、分け目などもあって台形のような形でフワフワしている人、毛足が短く、大仏のように数珠状の毛玉がびっしりと生えているような感じの人もいる。もはやだれが地毛でだれがウィッグなのか区別もつかないが、アフロヘアもいろいろなんだなぁとアフロのミュージシャンを脳裏に浮かべてみた。

たとえば、若かりし日のマイケル・ジャクソンか、Earth, Wind and Fireモーリス・ホワイトとか。改めて髪型を意識してみると、思ったよりも毛足が短いんだな、モーリスは。毛質もかたそう。

デビュー当時のbirdも、アフロが目立っていたので印象的だ。でもけっこうボサボサ。

bird

bird

"Back in the Day"の時のエリカ・バドゥもフサフサ系だが、こっちは毛質がやわらかそうだ。彼女は確かウィッグだったような。

Worldwide Underground

Worldwide Underground

アフロの説明として、1960年代後半に米国の黒人公民権運動の中で盛んになった云々とwikiや広辞苑には書かれているが、実際のところどうなんだろう。ただ、ロンドンあたりじゃ"AFRO hair & BEAUTY"なんてファッションショーも毎年行われているみたいだし、私が思っていたような球体アフロだけではなく、いろんなアフロがあって年々進化しているんだと思っておこう。

◆アフロヘアの育て方
http://www.dailyglow.com/hair-styles/afro-hairstyle.html