ハマム体験@Dedeman Cappadocia SPA

カッパドキアにもあるリゾートホテル、Dedeman というホテルに以前泊まった際にここのハマム、つまりトルコの伝統的公衆浴場でオイルマッサージ体験をしたところ、水着を持っていかなかった故にとんでもないことになった経験がある。しかも施術してくれたのはオジサン。とくに何もなかったが、この時は、全くリラックスができなかった。そこで、今回は同じホテルに泊まることが決まっていたので、水着持参で再リベンジしようと思っていたのだ。

以前は伝統そのままの内装だったデデマンホテルのハマムは、すっかりエステサロンのようにきれいになっていた。選んだのは、"Sauna, Steam Room, Turkish Bath, Peeling, Turkish Massage"という60分94NTLのコースに、おまけで"Face Clay Mask&Face Massage"20分のコースを付けて、お値段は94NTLのまま、というメニューだ。

まずは、持参したセパレートタイプの水着に着替え、服はすべてロッカーにしまってから、チェックの布「ペシテマル」とともにサウナへ行く。この布を敷かないと熱さに耐えられなくくらいの温度のなか、10分以上待機、汗が噴き出た頃にハマムに通された。ハマムはこんな感じだ。

中央の大理石でできた台の一辺に先ほどの「ペシテマル」を敷き、この上にあおむけに横たわっていると、上は黄色ビキニで下は黒の水着を着た女性が登場、しばらくすると、あかすりが始まった。その後、洗面器いっぱいのお湯で流してから、今度はふわふわのレモン香の泡を作り、素手で洗ってくれる。泡の作り方はある意味サプライズで見ものだ。指圧ほど全身を力いっぱい揉んでくれるわけではないが、ゴシゴシと洗いつつも、指や首などのツボをきっちり押してくれたので、気持ちよかった。その後の顔マッサージは、男性マッサージ師に力強く押してもらったおかげで、思わずウトウト居眠り。リベンジしに行った甲斐があった。


これは、グランバザールで見つけたハマムTシャツ。ハマムの印象って、ひげもじゃ男子だらけか、セクシー女性だらけのイメージ写真しか見つからないのが不思議だ。実際は現地女性もよく行くらしいので、あらかじめ下見をしたうえで試してみるといいかも。