トルコスイーツ三昧

トルコのスイーツの中で、日本で一番知られているは、たぶんドンドルマ(Dondurma)と呼ばれるのびるアイスだろう。屋台のお兄さんは、アイスをびよーんとのばしてパフォーマンス。お客さん焦らしてなかなかアイスを手渡してくれない。最後、うまくアイスをまとめてコーンをくっつけて、お客さんに渡してくれる。ただし手渡しではなく棒の先っぽにつけてちょこっと。

あとは、バクラヴァ(Baklava)。これ、中東の他の国でも見掛ける系統のスイーツだが、パイのような層になった生地の間にピスタチオやクルミペーストをはさんで焼き上げ、シロップに漬けたものだ。専門店も見掛けたくらいだから奥深いお菓子なんだろうけれども、かつてモロッコ人にもらったものが歯に染みるほど甘かったという記憶が邪魔をして、なかなか食指が動かず、食べられなかった。

私のお気に入りは、これ。カザンディヴィ(Kazandivi)と呼ばれるもので、タヴック・ギョウズ(Tavuc Gagsu)」というミルクプリンの表面を焼いたものだ。

鶏の胸肉の繊維が入っているのだが、もちろんトリ臭さはなく、鶏が食べられない人でもおいしくいただいていた。これ、日本のトルコ料理屋さんでも食べられるのかな。探してみようと思う。