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第一回新宿区伝統芸能フェスティバル@四谷区民ホール


表題のイベントに行ってきた。プログラムはこんな感じ。
①柏木野神代神楽(かしわぎじんだいかぐら)-大蛇(おろち)退治
 (東京都指定無形民俗文化財)

②戸塚囃子-通り囃子
 (新宿区指定無形民俗文化財)

 
③萩原社中里神楽(さとかぐら)--里神楽 幽顕分界
(新宿区指定無形民俗文化財)

④西川古柳座 八王子車人形--東海道中膝栗毛 赤坂並木卵塔場
(都指定無形文化財・八王子車人形)
with 鶴賀若狭掾(わかさのじょう)氏(新宿区名誉区民・新内節)

初めにみた神代神楽には、歌舞伎を取り入れているそうな。役者がみえをきったりするため、自ずと拍手をしたくなるような構成だ。歌舞伎などに比べると衣装などが庶民的な雰囲気を残すが、それはそれで味があっておもしろかった。

一方の里神楽は、神社祭礼の際に、祭礼の余興として参拝客に公開されるもの。神楽師と呼ばれる専門の人たちが演じるもので、はじめにみた神楽よりも衣装が凝っているし、お囃子は神主のような帽子をかぶっているため高貴みみえる。

台詞がないため、パントマイムのような感じで演じるのだが、どことなくコミカルで、豪華衣装とのコメディ感のギャップがほほえましい。これは、大国主命(オオクニヌノミコト)のところに、建御雷命(タケミカズチノミコト)が訪れ、中津国を献上してくれと迫っている場面(たぶん)。

そして、その後剣を以て責められて屈服した大国主命の息子、建御名方命(タケミナカノミコト)が、建御雷命との力比べに勝てず、お悩み中。顔がやたら濃い気がする。

最後にみた、本来3人がかりで操る浄瑠璃ばりの精巧な人形を、人形遣いがろくろ車とその他の工夫を使ってたった一人で操ってしまう「車人形」も、素晴らしかった! ともに奏でられるのが三味線を使った新内節と語りなのだが、アドリブも満載でこれも素晴らしい名人芸であった。

民俗芸能をまとめてみる機会はめったにないので、楽しかった!