Burlesque(バーレスク)


(Steven Antin監督、2010年、米)
wikiによれば、「性的な笑い(艶笑、軽い下ネタの類い)のコントや、ヌードに至らない女性のお色気を強調した踊りを含めたショー」のことをburlesqueというらしい。
この映画は、LAにあり、シェール演じるテスが経営するショウバー"バーレスク"の再生と、クリスティーナ・アギレラ演じる、アイオワ出身の夢見るダンサー・アリのバーレスクショウプレイヤーとしての才能開花の過程を描いた物語だ。

「アギレラが出る映画」ということで、友人とともに鑑賞した。あまり期待もしていなかったのだが、映画館でこそ観る価値がある、ド迫力エンタメ映画だ。

地方から出てきたばかりの、型破りと弱気が同居するアリを演じるアギレラが、かなりかわいい。というか、普段の彼女より、化粧っ気ないアギレラのほうがかわいく思えるのだけれど、どうだろう。80's音楽が好きな人にとっては懐かしいシェール(Cher)も、あの頃と変わらないルックスでとても素適な雰囲気を醸しており、なかなかのハマり役。典型的アメリカ的ストーリー展開だが、観た後もさわやかな気持ちになる。

日本版のポスターはこれ。

バーレスク|2011.4.27 Blu-ray&DVD Release