Giovanni Mirabassi Trio とブルーノート東京

Giovanni Mirabassiの新作アルバムはどうなってるの? - 空間Annex  「Giovanni Mirabassiの新作アルバムはどうなってるの?」
先日ちょっと書いたが、とうとう"Giovanni Mirabassi Trio"が昨年4月にブルーノートでの演奏収録したアルバム"Live @ The Blue Note Tokyo"が発売されていたため、年末年始をかけてずーっと愛聴している。前回のアルバム"Out of Track"では、スタンダードもやっていて珍しいなぁと思っていたのだが、今回のEU版は収録曲すべて彼らの完全オリジナルである(日本版には、ボーナストラックにIf I should lose youが入っているが)。そして、これがすこぶるよい。

Live at the Blue Note Tokyo

Live at the Blue Note Tokyo

"World Changes"は、オバマ大統領が当選した2008年に書いた曲であり、2009年来日時にも演奏していたので、唯一新鮮ではないが、後の曲はどれも新しい。ジャンルカ・レンツィやレオン・パーカーの作った曲が、アルバムに良いスパイスを与えていると思う。とくに好きなのは、ライブで聴いた時から好きだった"Six for Sex"と、ジャンルカの"NY #1"。改めて聴くと、この曲はとくにメロディラインが美しい。あとは、"My Broken Heart"。これは、とくにミラバッシらしい曲だと思うなぁ。オリジナルだけでこんなに楽しませてくれるとは、さすがである。

さて、先ほど知り合いから、このトリオが今年もブルーノート東京に来日するときいた。やった! 2011年2月28日と3月1日。Jam Session会員予約受付開始日は1月11日、一般予約受付開始日が1月26日ですって。
GIOVANNI MIRABASSI-ジョヴァンニ・ミラバッシ

今回来日のドラマーは、パリ在住キューバ人のLukmil Perez(ルクミル・ペレス)。今後はレオンではなく彼がトリオメンバーの一員となるのではないかしら。このライブ版とはまた違った魅力を引き出してくれる人だといいのだが。