"Women are heroes."キーワードは、女性、紛争、写真、潜入芸術、賛歌…

今週からフランスで公開されている表題の映画のトレイラーをみた。シエラレオネのある女性が、戦時中に行われたレイプ体験を語るシーンが切り取られているが、胸に迫るものがある。

本映画の監督であり、写真家、現代芸術家として活躍している27歳のJRJR - Artistが、3年の間、紛争地や貧民街を中心に世界中を歩きまわってその地で生きる女性の写真を撮影し、アート作品としたものを大きく引き伸ばし、ケニアの貧民街やリオのファヴェーラ、パリの街中等、世界中の街にインスタレーションするという写真展を開催する。その過程を撮影したものがこの映画だ。カンヌ映画祭2010の批評家週間でも上映されたらしい。評判はどうだったんでしょう。
これは、映画の中から、パリでの写真展の模様を切り出したもの。まさに賛否両論?

きっとこの人は自分の活動を通じて、抑圧された女性の顔が発信するパワーを伝えたかったの…かな。東京でも上映してほしいものだ。
これは、カンボジアでの写真展の様子。僧侶と女性の目の交差が印象的だ。

http://womenareheroes-lefilm.com/