Mélanie Dahanの新作"Latine"

以前、このサイトでも紹介したフランスのジャズシンガー、Mélanie Dahan(メラニー・ダーン)。
Mélanie DAHAN au Duc des Lombards - 空間Annex
彼女が8月末に発売する予定のアルバム"Latine"のプロモーション映像が美しくてなかなかよい(英語字幕付き)。


今回のアルバムは、アルゼンチンやブラジルなどを中心に、ラテン文化圏の曲を歌ったらしい。前から思っていたのだけれども、ポルトガル語の響きとフランス語の響きって、その柔らかさがとても似ている。言葉の響きを大切にするメラニー・ダーンがどう歌いきるのか、すごく注目したいし、期待ができる。
ベースはMarc Michel LE BÉVILLON(この人、先日Stochelo RosenbergとRomaneのデュオと一緒にライブに出ていた人だ)、アコーディオンはMarc Berthomieu、そして、ピアノは昔からの彼女の伴奏者をやっているGiovanni Mirabassi。特筆ものは、今回のドラムが、現在ミラバッシ・トリオのドラマーをやっているキューバ人Lukmil Perezだということ。アルバムのコンセプトにぴったりではないか。で、これらのカルテットに、ストリングスが加わって、すごく上品で深みのある音になっている。
映像には、これらサイドのミュージシャンたちにもスポットがあてられていて、なかなか楽しいです。
http://www.melaniedahan.com