ビレリやロマーヌが出演のジャズフェス"Jazz à Sète"は、ポスターがすごい

"Jazz à Sète"セット・ジャズ・フェスティバルは、1985年以来、途中不開催の年を交えつつも毎年7月中旬に行われるジャズフェスだ。セットは、南仏エロー県(モンペリエのあるところ)にある地名らしいが、フェス訪問者のお勧めホテルが"Hotel de Paris"だったりするので、てっきりパリ郊外にあるのかと思っていた。
今年はチック・コリア率いるReturn to foreverにリンカーンジャズオーケストラ+ウィントン・マルサリスWynton MarsalisJoshua RedmanBrad Mehldauなどなど、ジャズ好きにはたまらない、豪華な出演者陣である。フランスっぽさはないけれど。
私としては、ここにマヌーシュ・ジャズ枠もあるのが嬉しいところ。かつてはS.グラッペリやAngelo Debarre、Tchavolo Schmittも出演したらしい。ちなみに今年はBiréli LagreneにSylvain Lucのデュオ+André Ceccarelliを迎えたグループ、それにRomaneのグループが聴ける日があったようだ。写真やら録音は厳禁のフェスなので、直接観に行くしかないですな。
ところで、このフェス、実はポスターがインパクトあるのだ。作っているのは、たぶん地元出身のアーティスト、Jean Paul Bocaj氏。絵の印象がすごくて、忘れられなくなること、請け合いだ。

2008年は見付からなかったです…。