The Cats of Mirikitani

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(2006年, Linda Hattendorf監督、米)
邦題は「ミリキタニの猫」。日系人の収容所問題に関心があるため、前々から興味のあった映画をやっと観ることができた。
主人公は、NY在住の画家ジミー・ツトム・ミリキタニサクラメントで生まれ、広島で育った生まれながらのアーティスト・ジミーは、アーティストを目指して米国に戻るも、第二次世界大戦の最中ツール・レイクの強制収容所Interment camp(しかも、一番厳しいと評判のTule Lakeだ)に送られ、米国市民権をはく奪される。
グリニッジ・ヴィレッジのワシントン・スクエア・パークでホームレス
暮らしをしながら絵を書いていたところに、リンダ・ハッテンドーフ監督に出会い、彼女との交流が始まる。
その交流のなかで、彼の人生が明らかになっていくのだ。それこそ「なぜ猫を書いているの」とか。

Social Security Numberをとらせようと監督が奔走するあたりは、ちょっと余計なお世話なんじゃないかという気がしないでもなく、できすぎたドキュメンタリーな感もあるが、ジミーの言葉の一つ一つは妙にリアル。日系人の親戚を頭に思い浮かべながら、見入ってしまった。