イスラエルにジプシージャズを広めるぞ! マヌーシュ・ジャズ・トリオ"Swing de Gitanes"


イスラエル発のマヌーシュ・ジャズ・トリオ"Swing De Gitanes"スウィング・ドゥ・ジタンは、2007年に結成されたバンドだ。メンバーは、Oren Sagi(b) /Yacov Hoter(g)/Ori Ben Zvi(g)の3人。Ori氏はジプシー音楽を研究するためにオランダに旅してからメンバーに加わったとか。
もちろん、レパートリーはジャンゴ・ラインハルトやステファン・グラッペリの楽曲、そして20年代〜40年代にパリで流行った曲なのだが、特筆すべきは、彼らがイディッシュの曲をジプシー・ジャズ・スタイルで演奏するところだと思う。なかなか素敵だと思うが、どうだろうか。

それもそのはず、彼らには結成時に掲げられたミッションがあるのだ。それは、「ジプシー・スウィングをイスラエルの観客に紹介し、このジャンルを継承するミュージシャンのコミュニティをつくる」というもの。
ミッションは着実に実行されようとしているのではないだろうか。というのも、ヘブライ文字字幕付きの地元テレビの映像がかなりYouTubeにあがっているからだ。
地元ダンスとのコラボ演奏や。

大テーブルを囲んだ出演者の前での演奏も。

そして、朝の情報番組らしき雰囲気の中でも。

ニューアルバム“MUZA”もテレビで紹介されているところをみると、彼らのミッションは着実に遂行されているようにもみえる。ジャズミュージシャン輩出国イスラエルから、マヌーシュ・ジャズ界へもたくさんの人材を送り出してもらいたいものだ。