マヌーシュ・ジャズ・ミュージシャンを撮った2012年版カレンダー。次世代の注目ミュージシャンとは!?


ドイツのアウグスブルクAugsburgにおいて毎年行われているらしい、フェスティバル「ジャンゴ・ラインハルト・メモリアル」。今年は4月29日〜5月1日にかけて、第19回目のフェスが行われていたらしい。すでにDVDも発売中とか。
さて、そこで撮影した写真をもとに、 Hinrich Wulffさん、という人が2012年版のカレンダーを出したらしい。

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あいにく私はドイツ語はわからない。買い方もわからなければ詳細もわからないが、どうやら2種類のカレンダーがあることくらいはわかる。ひとつは今年の「ジャンゴ・ラインハルト・メモリアル」をテーマとしたもの、そしてもうひとつは、"Next Generation"というタイトル…これは、新世代のミュージシャンを捉えたものであろう。
どうやらこの写真家の人は、ヨーロッパの大きなジャンゴ関連フェスに行って、写真をたくさん撮りためているようなのだ。
じゃ、新世代のミュージシャンってだれなのかというと、12カ月を彩るのは、以下に挙げる12人だ。
Gismo Graf/Hugo Richter/Benoit Convert/Sebastien Giniaux/David Reinhardt/Fiona Monbet/Adrien Moignard/Richard Manetti/Mozes Rosenberg/Levis Adel Reinhardt/Diknu Schneeberger/Brady Winterstein/Swan Berger
ふーん。「納得」という人もいれば、「なぜあの人が入っているのに、あの人がぬけているの?」というご意見もあろう。ま、いってみれば、「ハインリッヒ氏が出会い、かつ撮影ができたミュージシャンの範疇で選んだ」新世代ミュージシャン、ということなんでしょう。あるいは、どこかのフェスでNext Generation Gyspy Jazzなんてコーナーがあったのかもしれない。
以下は、次世代のミュージシャンとしてカレンダーの題材となった、18歳のGismo Graf氏と、21歳になったDiknu Schneeberger氏の共演シーンだ。リズムギターのJoschi Graf氏は、Gismoの血縁だろうか。腕前としては次世代を担うに値するのだろう。演奏にほれぼれしてしまう。