Stephan Wrembel、ウディ・アレン監督作品に提供しているオリジナル曲

それでも恋するバルセロナ」は、素敵な音楽で満ち溢れている作品でもあった。はじめは、主人公の一人ヴィッキーが好んでいる音楽という設定のこともあるのか、スパニッシュ・ギターの調べが印象的だったのだが、ちょっとマヌーシュ・ジャズっぽい曲がある!と調べてみたら、その曲の演奏者は、ステファン・レンベルStephane Wrembel! そう、"Midnight in Paris"でもオリジナル曲"Bistro Fada"を提供していた、あの人だ。
この映画で採用されているステファンの曲のタイトルは"Big Brother"。映画のために作った曲だとしで、なぜこのタイトルなのかはあまりピンとこないが、これも、ワルツ仕立ての印象的な曲だ。

きっと作曲の才能が高くて、しかも英語でコミュニケーションができるから、ウディ・アレンが気に入っているのだろうか。たしかに、映画に提供している以外のオリジナル、アルバム"Terre Des Hommes"に入っている曲も、なかなか良い。
Stephane Wrembelのカンタンなプロフィールはこちらを。
"MIdnight in Paris"とマヌーシュ・ジャズ - 空間Annex
映画用の曲は二つともワルツだが、もちろん、激しい演奏を展開することも。この演奏にほれぼれします。