- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2012/01/07
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(ダニー・ボイル監督、2010年、米・英、127Hours)
キャニオニング途中に岩に手を挟まれて動けなくなった青年アーロン・ラルストンの127時間を描いたという、実話に基づいた作品。
アーロンのやんちゃ度合が、事故に遭ったことでどんどんどんどん弱っていく過程がうまく描かれている。
だんだん虚実の区別がつかなくなっていくアーロンの様子で、127時間の密室劇を飽きさせない工夫がしてある。が、なんだか観ているこちらもどんどん追い詰められていく…。
それはそうと、この映画も、ダニー・ボイル監督作品である「スラムドッグ$ミリオネア」に次ぎ、A.R. Rahmanが音楽を担当している。私のA.R. Rahmanによる音楽の印象はボリウッド的なサウンドなんだけれども、この映画の音楽にはその感じが微塵もなかったなぁ。それよりも印象的だったのは、アーロンが妄想する中で流れるこの曲だったりした。
そういえば、この映画ではキャノンのカメラによる自分撮りのシーンが多くあるが、今の時代なら間違いなくiPhoneで代用できるね。もっとも、電池が24時間しか持たないというオチができてしまうけれども。