こんなところにも、ローゼンバーグ・トリオ。


「クスデンドルフ国際映画・音楽祭」というのを初めて知った。今年5回目、1/27-24までの日程で、その主催者は、旧ユーゴの奇才、エミール・クストリッツア監督である。このお方、自身でもNo Smoking Orchestraというバンドを組んでおり、おまけに自分の映画のサントラにその音楽を使ったりしていることからも、いかに音楽好きかがわかるというもの。

基本的には「国際映画祭」とはいえ、きちんと音楽プログラムも組まれている。
今年の出演者をちょっとみてみると、どれもジプシーブラスぽさが基本とはいえ、幅広く個性的で面白い雰囲気だ。
Stribor Kusturica and and the Poisoners(セルビア

Adam Stinga(モルドヴァ

Sonido Gallo Negro(メキシコ)

Boban and Marko Markovic Orchestra

この中で一番ひかれたのは、金管が立ち並ぶド迫力バルカンブラスBoban and Marko Markovic Orchestraかなぁ。
ああそうそう、忘れてならない出演者としては、マヌーシュ・ジャズ好きにはたまらない、The Rosenberg Trio! 彼らはまめにYouTubeやらTwitterをアップしてくるので、きっと本映画祭のステージ映像の一つくらいはそのうちアップされるのではないかと期待している今日この頃。
それにしても、本当に活躍の幅が広いなぁ。
意外なところにThe Rosenberg Trio。"La Fuente ft. Rosenberg Trio" - 空間Annex