年の瀬に行われるジャンゴフェスinイタリア。Pennabilli Django Festival



ペンナビッリという、北イタリアはマルケ州の一都市にて、ジャンゴ・フェスが行われていたのを知った。その名は通称「ペンナビッリ・ジャンゴ・フェスティヴァル」という。マヌーシュ・ジャズ系の音楽が好きな人には、ある種のにおいがする名前ではないか。
出演者で私でもわかるのは、今回Trans Europe Trioというグループ名のギターを担当しているクリスチャン・エスクーデChristian Escoudéと、ヨルギ・ロフラーYourgui Loefflerくらいか。でも、ショウケースみたいな形で、全出演者のハイライトを映した映像がアップされていた。



ペンナビッリにある複数のジャズクラブやカフェ、ホールなどの会場で行われるようなのだが、どの会場もお客さんとミュージシャンの距離が近くて、うらやましい。二日目の映像で、Yorgui Loefflerが一瞬弾く「熊蜂の飛行」がとても印象に残った。
ところで、今回このフェスティヴァルが開催されたのは、12/28-30という、クリスマスが終わり、新年に向けた準備が行われる、大変忙しい時期にみえる。この時期を忙しいと認識するのは、日本だけなのかなぁ。でも日本では、冬休みの期間なので、普通に仕事をしていても、行こうと思えば非常に行きやすいフェスである、ともいえそうだ。
Pennabilli Django Festival II | Festival Internazionale di Musica Jazz Manouche di Pennabilli, 2° Edizione: 28-29-30 dicembre 2012