コットンクラブでGretchen Parlato-Feb.22, 2012, 2nd set


テイラー・アイグスティTaylor Eigsti(P/key)以外は、共演歴のない(あるいは浅い)、アルバム参加メンバーでなかったのは少しだけ残念だったのだけれども、グレッチェン・パーラトの舞台は彼女自身で作られるものであり、これはこれでよかろう。
何といっても、恋焦がれて聴き続けた"Circling"が聴けたから大変満足している。
レッチェンは、ちょっとしたパーカッションとともに演奏することが多かったのだけれども、記憶が確かなら、"Alo, Alo"の演奏で使っていた「ガーナの楽器」ってのが気になったなぁ。ネットで調べてみたら、アサラトというのがあったが、本当にこの楽器のことを指していたのか、確信は持てない。これをシャカシャカふって、シャカシャカが入った二つのボールをコツコツ当てて音を出していたのだろうか。この楽器を両手にハメて演奏しながら歌うグレッチェンを観て、なぜか木村カエラ嬢を思い出してしまった私は、まだまだジャズの修行が足りないのかもしれない。
アンコールのButterflyは、かっこよかったなぁ。ライブで聴いたら、前よりもずっとずっと好きになりました。