Sacha Distelのジャンゴトリビュートソング。

F3のニュースアーカイブを流しっぱなしにしていたら、Djangoを連呼する歌が流れてきた。あわてて画面をみると、Sacha Distel関連の番組の宣伝だ。

"Ces quinze ans-là. C'était Django qui les mettait en fête.
En ce temps-là. C'était Django qu'on avait dans la tête."
あれは15歳の時、自分を夢中にさせたのは、ジャンゴだった〜♪という感じかな。
曲名は"Ma Premiere Guitare"(僕のはじめてのギター)という曲だということも判明した。歌詞ではジャンゴの想いを綴っているようなのに、1960年代に彼が出したアルバム"Hommage à Django"には、とくに収録されていない模様。
[Django Station] - Sacha Distel / Hommage à Django
ジャンゴのトリビュートアルバムを出した後にできた曲なのかもしれない。
なお、本人+大御所の組み合わせでこの曲を演奏している映像はたくさん見かけた。ここ10年くらいだとSanseverinoやRomaneあたりと共演しているものがある。


アルバムではStephane Grappelliと共演しているそう。曲調は、マヌーシュジャズというよりは、ヴァリエテというか歌謡曲感たっぷりなのだが、マヌーシュ・ジャズ界で活躍する、(ただしジプシー出自ではない)ミュージシャンには、その思いに共感できるものがあったのかもしれない。