Tere Naal Love Ho Gaya


Mandeep Kumar監督、2012年、インド、Tere Naal Love Ho Gaya
ヒンディ語でのラブコメディ。お転婆なお嬢さんミニは、父親の望みでお金持ちの青年の元に嫁ぐことになる。結婚には一切興味なく、その相手にもとくに魅力を感じないミニは、リキシャの運転手である青年ヴィレンをたきつけて、自分を誘拐させ、身代金を要求してもらうよう仕向けた。ところがヴィレンには出自の秘密がある。さて二人はどうなるのか。
とまあそういった話。ミニ役の女優Genelia D'Souzaの表情がコロコロ変わって本当にチャーミング。お嬢キャラで何かとワガママなのだけれども、不思議と腹は立たない(笑)。頭の回転がよくて逃亡生活の中で人をだましまくったり、そのだましの一環でセクシィなポーズで車の窓拭きをしたり、ヒマにあかせてヴィレンにマイケル・ジャクソンのように踊るよう指示したりする。
一方、ヴィレン役のRitesh Deshmukhだが、こちらはぐっさんに似た表情で内気なキャラクターなのだが、お酒を飲んで酔っ払うとものすごく踊りが上手になるという…コメディならではの場面設定で笑わせてくれる。ボリウッドものは、たまにぐっと暗いシーンが出てきたりするのだが、この映画にはそういうものがなく純粋なコメディとして楽しめる。


主役の二人だが、Tujhe Meri Kasamという映画で2003年に共演してから仲が良くて、実生活では今年ご結婚された、というを後になって知った。