Lemmy Constantine "In Difference"


レミー・コンスタンティーヌLemmy Constantineというギタリスト兼歌手がいる。てっきりフランス人かと思っていたのだが、マルチリンガルではあるが英語のバックグラウンドがあるということを知ったのであった。
http://asquita.hatenablog.jp/entry/20110923/1316737704

最近追加で知ったのは、パリで「カブキ」という日本食レストランを初めてオープンさせた人物である、ということ。
さて、ジャケットデザインに惹かれてこのCDを買った。2009年のアルバム、Lemmy Constantineの"In Difference".

Everything Happens to Me

Everything Happens to Me

Lemmy CONSTANTINE (vo/g)
Adrien MOIGNARD (Solo guitar)
Mathieu CHATELAIN (Rhythm guitar)
Sebastien GINIAUX (g)
Costel NITESCU, Mathilde FEBRER (vln)
Jérémie ARRANGER, Claude SACRE (b)
Jean-Claude LAUDAT (Acc)

以下略…いつものメンバー以外にも大勢の人が参加されている。
この人が英語で歌うことをすっかり忘れていた。本アルバム、ほぼすべてが英語で歌われている…。最後のL'homme de l'enfantのみ、Chloe STEFANIとのデュエットで仏語。それにしても、フランス語の発音も美しい。歌に乗せているからなのかと思いきや、こんなインタビュー映像を見つけた。
http://www.youtube.com/watch?v=2wv9nQqdbVA
2004年の映像で、アルバム"Manouchland"について語るというタイトルの動画だ。ちょっとは演奏を期待したが、インタビューだけか、まあいいや。このインタビューのやり取りをみて、この方、本物のバイリンガルなんだなぁということを実感したのであった。映像吹き替えの仕事も請け負うわけだ。


Brève rencontre avec Lemmy Constantine - YouTube
ところで、Le guitariste-crooner-manoucheというのがこの人の肩書らしい。croonerとは辞書によると「昔の歌を感傷的に歌う人」ですって。なるほど。