ローゼンバーグという苗字のシンガーといえば、誰が思い浮かぶだろうか。
私の場合は、来日歴が何度もあるストーケロStocheloに、天才ギタリストとして少年時代に名をはせたジミーJimmy、あとはThe Rosenberg Trio、あるいはStochelo Rosenberg Trioとして活躍するモゼスMozesやNoucheあたりだ。
そんなローゼンバーグ一家に、実は有名なシンガーがいたということを知った。その名はジョニー・ローゼンバーグJohnny Rosenberg。1977年9月生まれの35歳だ。プロフィールによれば、ジミー・ローゼンバーグの甥っ子にあたり、世界ツアーなどしてアルバムも出していたジミー所属のグループSintiにて、また、こちらも甥っ子にあたるMozes RosenbergとともにRosenberg Van Mullemというバンドでもギタリストとして活躍していたらしい。
そんな彼も、オランダでは今や歌手としての名声が名高いらしい。受賞歴も多数。そしてこうして、オランダのオスOssという場所にある劇場Theater "De Lievekamp"にて5月18日に行われたらしい、いわばローゼンバーグ祭のようなコンサートでは、ストーケロやらモゼスをバックに、堂々と歌を披露している。
透明感のある美しい声にうっとり。
ちなみに、Stochelo, Noni, Noucheといった、「楽器系」ローゼンバーグチームも、素晴らしい演奏を披露している。CoquetteやArtillerie lourdeなど。
では、ジョニーのギターの腕前は？ というわけで、こちらは、Stevie Wonderの"I wish"をリズムギターとして支えるジョニー。
なるほど、ギタリストの時は"The Rosenbergs"として活動しているらしい。ギタリストとしても完璧です。
