Jonathan Butler ジョナサン・バトラー

先日、コットンクラブのwaiting roomにて、設置されているiPodのスピーカーから流れてきたのがDo you love me?という曲だ。曲については聴いたことがあるようなないような曖昧な状態だったのだが、漂ってきた、この強烈な80年代の濃い空気についつい馴染んでしまった。当時、巷に流れるバラード音楽は、こういう濃いものが多かったと思うのだが、未だに惹かれてしまうのはなぜだろう。どの曲も、タイトルとかまったくわからないのになぜか懐かしい響きで、ついつい聴き入ってしまった。
これを歌っているのは、南アフリカ出身のシンガソングライター、ジョナサン・バトラーJonathan Butlerという人だ。ギタリストでもあるらしく、80年代初頭に英国に移住したという。

このあたりも当時の曲かしら。この曲の展開の仕方が何とも懐かしい。

ブルーノートは、5人編成のバンドみたいだけれども、ソロでの弾き語りもなかなかよい。

ゴスペルソングも手掛けているのは、奥様やお母様をガンで亡くしていることも関係するのだろうか。私には歌詞を捉える力はないけれど、きっと歌詞も心に響くものが多いんだろうな。