Rowdy Rathore


2012年、Prabhudeva監督、インド(Hindi)
機内で観た映画がこちら。インド映画もいろいろだが、なんとなく、南インド映画の香りを感じつつ観ていたら、案の定大ヒットした"Vikramarkudu"というテルグ語映画、あるいは同じくヒットを記録した"Siruthai"というタミル語映画のリメイクだそうな。しかも、監督のプラブデーヴァPrabhudevaは、若手ダンサーであり振付師でもある。wikiをみたところ、インドのマイケル・ジャクソンとの異名もあるそうな。
そのせいかどうか、踊りも歌もチャーミングであった。
舞台はムンバイ。天才泥棒のシヴァは、結婚式出席のために街にやってきたパーローという女性と恋に落ちる。シヴァはパーローに自分の出自を打ち明けたところ、パーローに「泥棒をやめること」を前提にプロポーズを受け入れてもらうことになった。
シヴァが泥棒稼業から足を洗う最後の日、ひょんなことから盗んだ箱には、女の子が入っていた。チンキという名の少女は、シヴァを「お父さん」と呼ぶ。その理由は…? シヴァは色々なことのつじつまを合わせるため、奔走する、といった話。
パーロー役のSonakshi Sinhaが美しい、そして役柄でかなり勇敢な立ち振る舞いをするので、すがすがしい。彼女の踊るシーンが華やかで楽しい。

あとは、シヴァのハンドドラム(というのかな? 手で奏でるリズム)は物語の辻辻でキーポイントとなる。チンタッタチタチタ チンタッタ ターというフレーズが忘れられなくなります。