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台湾紀行 街道をゆく40(司馬遼太郎)

街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)

街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)


この本を読むと、「台湾はかつて日本の植民地だったのだ」ということを思い出す。そして、日本が当時の力を結集してインフラ整備や教育制度の確立を行ったということも。また、大陸中国とは異なる文化や国民性を有する場所であるということも。
植民地がいいとは思わないけれど、人々に尊敬される日本人がたくさん存在したことは、誇らしいと思う。烏山頭ダム建設を行って、現地の人の手による銅像まである土木技師の八田與一氏など。自分の利益など顧みずに地元に貢献する姿勢が、地元の人の尊敬を集めたという。こういう話を知ると嬉しい気持ちになる。