Eddie Lang International Jazz Festival エディ・ラング国際ジャズフェスティバルでのマヌーシュ・ジャズの存在感

前々から気になっていたフェスティバルがある。エディ・ラング・ジャズ・フェスティヴァルEddie Lang Jazz Festivalという、1991年以来毎年、イタリアのモンテロドゥーニMonteroduniという町の中世のお城で行われるジャズフェスティバルだ。エディ・ラングは、かつてリズム楽器であったギターをソロで聴かせるものとして押し上げたとして、「ジャズ・ギターの父」ともあがめられる人物で、フィラデルフィア出身らしい。本名がサルヴァトーレ・マッサーロSalvatore Massaroであることもわかるように、エディがイタリア系のアメリカ人であることから、その出身地であるMonteroduniにて毎年、フェスティバルが行われている。
Eddie Langの経歴はこちら。
Eddie Lang's Biography
そんなエディよりも後の世代で、独自のジャズギターの世界を切り開いたジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardtの存在は当然このフェスの中でも意識されるわけで、マヌーシュ・ジャズの世界で活躍しているミュージシャンも多く参加している。以下、2013年に行われた、第23回目のフェスの映像から。
Andreas Öberg & Domingo Muzietti

Biréli Lagrène & Giuseppe Continenza

Salvatore Russo e Simone Magliozzi

Dorado & Amati Schmitt w/Salvatore Russo

マヌーシュ・ジャズ系のミュージシャンたち、なかなかの存在感だと思うがいかがであろうか。
例年7月末から8月頭にかけて行われるようだが、今年もだろうか。夏休みまっただなかだし、ぜひいつか狙ってみたいフェスティバルのひとつです。
f:id:asquita:20140310074850j:plain