Joao Gilbertoジョアン・ジルベルトの誕生日にカモとアヒルを考える。

6月10日はジョアン・ジルベルトのお誕生日だそうだが、こんな天気だし、久々に"O Pato"が聴きたくなった。

すごーくシンプルな歌詞なので、これを覚えたら、延々と鼻歌が歌える。
O pato vinha cantando alegremente, quem, quem
Quando o marreco sorridente pediu
para entrar também no samba, no samba, no samba,
O ganso gostou da dupla e fez também quem, quem
Olhou pro cisne e disse assim vem, vem
Que um quarteto ficará bem, muito bom, muito bem

Na beira da lagôa a foram ensaiar para começor o tico tico no fubá
a voz do pato era mesmo um desacato jogo de cena com o ganso era mato
mas eu gostei do final quando caíram n'água ensaiando o vocal
quem, quem...


アヒルやらカモやらが湖畔で合唱するというかわいらしい歌だとは知っていたけれど、ふと歌詞が気になって、google翻訳にかけてフランス語で確認をしてみると、なんと! PatoもMarrecoもともに"Canard"に訳出された。私のなかでCanardは「鴨」。ん、元々鳥には詳しくないけれど、どういうことだろう。
結論からいうと、アヒルも漢字では「家鴨」、つまり、カモの種類だということらしい。なーんだ、あのオフロに浮いているアヒルちゃんも、カモってことなのね。カモは深緑や茶色の模様を持つおしゃれな鳥、アヒルは白やら黄色の単色カラーの鳥、という印象だったのだが、着衣に惑わされすぎていたのかもしれない。
アヒルとカモについては、こちらのブログに詳しく書いてある。勉強になります。
鴨だと思っていたら、アヒルだった - エスカルゴの国から
ちなみに、アンデルセンの童話に出てくる「みにくいアヒルの子」は、"Le Vilain Petit Canard"となるらしい。子供のカモはla canetteというらしいから本来は"La Vilaine Petite Canette"ということか…?

ちなみに、この歌の中でカモやらアヒルやらが歌おうとする曲"tico tico no fubá"はこんな曲らしい。