LDDLHのYannick Alcocerが参加。フランス、リヨン発のマヌーシュ・ジャズ・バンドMinor Sing。

こちらの動画をみて、感銘を受けた。知らないバンドだけれども、やけにきちんとした演奏ではないか、と。はじめ、バンドの名前である"Minor Singミノール・シング"をジャンゴ・ラインハルトの名曲"Minor Swing"と見間違ってしまい、Minor SwingとJoseph Josephを立て続けに演奏している素人バンドかと思ったが、よくみると、Les Doigts de l'Hommeのギタリスト、ヤニック・アルコセルYannick Alcocerがセンターで演奏している! 
メンバーは以下のとおり。
Jean Lardanchet(Vl.)/Yannick Alcocer(g)/Laurent Vincenza(g)/Sylvain Pourrat(B)
Yannick以外のメンバーは、クラシックやジャズにまつわるDiplomeを有しており、そんな経歴からも実力をうかがわせる。Yannickはボリビア出身でラテンギターの経験もあるうえにあんな人気バンドで活躍しているのだから、実力はすでに実証済みだ。すごく期待させるグループだと思った。

実はこのバンドのオフィシャルページのメンバー紹介では、Yannick Alcocerの代わりにJean-Christian Choitelというギタリストが掲載されているページもあるので、本当のメンバーがどちらなのか、多少混乱している。でも、最近はLDDLHのギタリスト、オリヴィエ・キクテフOlivier Kikteffも別プロジェクトで活動しているのを見かけるし、ブノワ・コンヴェールBenoît Convertも然り。国際的に活躍するバンドを2つ掛け持ちするくらい、何の問題もないのかもしれない。
現在の活動の中心はフランスのリヨンだ。いつか、ジャンゴ・フェスに呼ばれるようになるかな? 期待が高まります。
Minor Sing | Quartet de Swing Manouche