”Hommage a Django Reinhardt” ビレリ・ラグレーンとバビク・ラインハルトの共演

"Hommage a Django Reinhardt 1987 Freiburg"というタイトルの動画を見つけたので観てみたところ、若い頃(1987年の動画なら、21歳くらいか)のビレリ・ラグレーンBireli Lagreneと在りし日のバビク・ラインハルトBabik Reinhardtが共演している。この頃のバビクは、"All Love"という、オリジナル曲満載のアルバムをリリースしていると思うのだが、この動画の演奏スタイルもそのアルバム同様、フュージョンの空気だ。ビレリもフュージョンに傾倒した時期があったから、2人の好みが合っての演奏なのだろうか。
この動画に関する情報がに見つからないので、わかるのは、1987年にドイツのフライブルグで行われたジャンゴ・ラインハルトのトリビュートイベントに二人で出演したのだろうということだけ。マヌーシュ・ジャズとの関連性は、演奏している2人がもともとマヌーシュ・ジャズの世界における有名ギタリストであり、バビクがジャンゴ・ラインハルトの息子であること、そして演奏曲に名曲"Nuages"が含まれている、という3点のみだ。それでも2人が演奏をするだけで、マヌーシュ・ジャズ好きの琴線に触れる何かが表現されるのだ。不思議。
この動画の詳細を検索する過程で、バビクの生涯に関するブログを見つけたのでメモ代わりにこちらに記録しておこうと思う。
Babik Reinhardt