ジプシー音楽だけに焦点をしぼったフェスティバル、ジプシー・リヨン・フェスティバルGypsy Lyon Festivalが5月21日～24日まで開催される。
「ジプシー音楽」っていってもいろいろあるが、ここではマヌーシュ・ジャズ系の出演者を少しだけ紹介しようと思う。
一つは、5月24日に開催される、MINOR SINGのライブ。ご存知、レ・ドワ・ドゥ・ロムLes Doigts de l'Homme (LDDLH)のヤニック・アルコセルYannick Alcocerが参加している、リヨンをベースに活動しているカルテットだ。
Minor Sing | Quartet de Swing Manouche
そして、もう一つが、5月22日のライブに出演する、マリアン・バドイ・トリオMARIAN BADOI TRIOなのだが…あれ。アコーディオニストのマリアン・バトイを支えているのは、ほら、あの有名な方々なのだ。asquita.hatenablog.jp
こちらもLDDLHのオリヴィエ・キクテフOlivier Kikteffに、ベースのタンギー・ブルムTanguy Blumが参加しているのであった。
Marian Badoï Trio « Lamastrock agence artistique de production
かつてはLDDLHとしてこのフェスティバルに参加したこともあったメンバーのうち3人もが、今度は別グループのプレイヤーとして集まってくるとは…狭い世界といっていいのだろうか。ファンとしては両方のバンドを観てみたいものだ。
なお、マスタークラスはこちらもマヌーシュ・ジャズの世界で活躍するギタリストのロラン・クルトワLaurent Courtoisが担当する模様だ。asquita.hatenablog.jp
地元サンテグジュペリ高校の音楽クラスの生徒たちによる演奏などもプログラムに含まれており、たっぷりとツィガーヌ文化に触れることができる4日間になりそうだ。いつか行ってみたいフェスティバルの一つとして、自分のリストに加えておこうと思う。
Site officiel du Gypsy Lyon Festival, cultures Tsiganes
