神田祭に来てみた

山王祭深川祭とともに江戸3大祭といわれている神田祭徳川家康ゆかりの祭りとして発展したらしい。なぜなら、家康が関ヶ原の戦いに勝利して天下統一を果たした時戦勝祈願したのが神田明神だったそうなのだ。
本祭が行われるのは2年に一度、しかも今年は遷座400年ということで、盛り上がりも一入だった。

私が行ったのは神輿宮入の日だったのだが、担ぎ手の友人たちを見付けるのは不可能な混雑っぷり。ただ、自分の勘違いで「神田明神は神田でしょ」とばかりに神田駅に降りたらたまたま各町会の神輿が町を練り歩いている最中で、担ぎ手さんたちの素敵な場面をたくさん観ることができた。

鳴り物ファンの私としては、神田囃子保存会が練り歩く神輿のために屋台みたいなものとともに移動して音を奏でていたことに感動し、注視してしまった。笛は蘭情だと思ったのだが、銘は「鼓童」と書いてあったような気がする。気のせいだろうか。



移動式屋台ならでは。お神輿を追って走る!

神田から神輿とともに淡路町御茶ノ水と歩いて、秋葉原の方に抜けた。海外から来た友人と合流したのだが、見るものが多すぎてその説明は大変だったが、「争いの嫌いなはずの日本人が押し合いへし合いしながら神輿を楽しんでいる不思議さ」を味わってもらえたのでよしとしよう。

トラック移送される担ぎ手さんたち。

秋葉原の例の劇場前も華やかでした。