2015年版Festival Jazz'y Krampouezhには、"マヌーシュ・ジャズの夕べSoiree Jazz Manouche"

フランス北西部、ブルターニュ地方フィニステール県にあるロピスコ庭園Les Jardins de Ropiscoで行われているジャズフェスティバルがある。その名は、フェスティバル ジャジ クランポーズFestival Jazz'y Krampouezh。Krampouezhは、ブルターニュの地域語であるブルトン語で「クレープ」の意味があるようなのだが、その名のとおりジャズと地元グルメを楽しめるイベント、というコンセプトらしい。今年は2015年7月19日~23日に開催されていた。
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ライブは毎晩21時から開始なのだが、18時の開場時間から20時45分くらいまで、会場では地元ブルターニュの名産であるカキやチーズ、ハムやソーセージといった加工品、生乳、白ワイン、シードルが楽しめる仕組みとのこと。屋台でも出ているのだろうか。毎晩のライブは「女性ミュージシャンのジャズ」「フレンチシャンソン」「ジャズボーカル」という具合にテーマ化されており、そのなかに「マヌーシュ・ジャズの夕べSoiree Jazz Manouche」というのもありました。
前座はMoon Swing Trioというグループだ。

そして、メインアクトはアドリアン・モワニャール・トリオAdrien Moignard Trio。あいにくトリオのメンバーが書いていないのだけれども、コントラバスにはジェレミー・アランジェJérémie Arrangerあたりが参加しているのかな。
プログラムはこちらにあります。
http://www.jazzy-krampouezh.fr/medias/files/flyer-festival-2015-verso-v0.pdf

こちらは昨年のフェスティバルの模様。フェス開催以来、トランペットのエリック・ル・ランEric Le Lannが出演しているのは、同じブルターニュ地方、フィニステール県のお隣、コート=ダルモール県出身だからか。同郷のよしみなのか。