英語ネゴシエーションの基本スキル グレートネゴシエーターへの道(フィリップ・ディーン+ケヴィン・レイノルズ著)

英語ネゴシエーションの基本スキル

英語ネゴシエーションの基本スキル

相手と共通の目的を実現するためにどのような英語表現を駆使して交渉を進めるべきかを諭した本。ここでは、アサーティブネゴシエーター、つまり協調型戦略をとって交渉する方法を主に説いている。
役だったのが、交渉の際英語で避けた方が良い表現があるということ。
ButではなくHowever、人を責める時はIt's your fault.ではなくIt's your responsibility. YOUというのは個人を責めるようなイメージなので、なるべくYouを避ける(You made ma angry.ではなくI felt angry.、You let me down.ではなくI am not comfortable with...などを使う、A customer has complained about your training.ではなく、A customer has said he is not happy with the training we provided.など)、You should, You need to, You had better...ではなくWhy don't you とかI have a suggestion... Have you considered, One idea could be...などを使う。最後のページには国別の交渉スタイルに関するサジェスチョンなどもあるが、これはどこまで役に立つか。いずれ、交渉事を行うにはつねに相手の勉強が必要ということになる。
補足資料としてこんなサイトも紹介されていた。

www.negotiationskills.com