1976年に発表された、Jean Wetzell監督によるドキュメンタリー番組は、ブールー・フェレBoulou FERREへのインタビューを中心に、フェレ一家の音楽が楽しめる。始まりの音楽が"Les Yeux Noirs"なのは、こういったジプシー/マヌーシュジャズのドキュメンタリーにぴったりはまる選曲だと思う。"Montagne Sainte Genevieve"のタッチの強さとか、その前にやっている曲にスペインの息吹を感じるのは私だけだろうか。
そして、ギターの天才がギターの授業を受けている生徒たちに対して、クラシックギターの重要性を語るのは刺激的だ。ジャンゴも好きだが、ジュリアン・ブリームJulian Breamやアンドレス・セゴビアAndrés Segovia、そしてフラメンコギターのサビカスSabicasも好きだと。その基礎があってのブールーなんだねぇ。
インプロビゼーションや作曲をすることについて話ながら動く指のキレの良さにため息。
以下のフランス国立視聴覚研究所ウェブサイトでも同じ映像の購入ができます。このアーカイブ、お宝映像がたくさん潜んでいるのでオススメだ。
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