先日、南仏グレアスクというところで開催されている"Jazz en Sol Mineur"のことを書いた。asquita.hatenablog.jp
実は、ルクセンブルク大公国にほど近い街、フランスのユシニー=ゴドブランジュHussigny-Godbrangeというところでも同じ名前のフェスティバルがあるみたいだ。
今年のポスターはないが、過去のポスターはこんな感じ。
2013年
2012年
毎年300人ほどの観客が集まるらしいが、フェス自体は今年からイベントの主催者が変わって新しくなったらしい。フェスの特徴は「採石場carreau」でやるとのことなのだが、そこではっとした。そうだ、Sol Mineurはソのフラットだけでないんだ! 炭鉱地とソ♭をかけて、この名前なんだ。道理でグレアスクのフェスもユシニーのフェスも、ポスターに採石場によくありそうな機械があしらわれている、というわけか。謎が解けてうれしい。
ちなみにユシニーの炭鉱はこんな感じ。
ユシニー=ゴドブランジュの炭鉱
フェスに話を戻そう。
こちらのフェスもいろいろな形式のグループが出演したようなのだが、マヌーシュ・ジャズの良い映像があった。あいにくPhilippe Davidという主役のギタリストのことは知らず、Romain Heckという人のことも調べることはできなかったが、ノエ・ラインハルトNoé Reinhardtにロッキー・グリセットRocky Gressetが共演している。
Philippe David Trio invite Noé Reinhardt, Rocky Gresset et Romain Heck
Philippe氏のセットリストのラインナップが親しみやすくていいなぁと思った。ご本人の歌の合間に入るトークがまたいい。楽しいコンサートって観客をひきつけるMCも大事だよなぁと思ったのだった。
フェスの様子を示した記事はこちら。
Edition de Longwy | Hussigny-Godbrange et Longwy : deux concerts avant l'heure pour le festival Jazz en sol mineur