アルザスのマヌーシュ・ジャズフェス"Festival Jazz Manouche de Zillisheim 2016"は入場料無料!

"Festival Jazz Manouche de Zillisheim"は、アルザス地方、オ=ラン県ツィリスハイムZillisheimで毎年開催されるマヌーシュ・ジャズのフェスティバルだ。Mito Loefflerが亡くなったことを契機に2012年よりはじまったフェスであり、第五回目となる今年は6月18、19の両日に開催された。ミュルースMulhouseという近郊の大都市で開催されていた時もあったが、今年はどうやらミトの地元に戻っての開催だったようだ。

今年の出演者はこんな感じだ。
6月18日
どうやら地元のFranscone一家によるトリオ"Un Soir de Swing"、国籍不明だが二胡や琴、パーカッション等色々な楽器を独学で勉強したというギタリスト率いる"Jan Vanek en trio"、常連で本イベントに出演中、Mandino ReinhardtやTchavolo Schmittから教えを受けたというギタリストFrancky Reinhardtのバンド"Di Mauro Swing"。

6月19日
"Zaïti, Fleco et Dorno Loeffler"は、ミトの息子であるザイティZaïti、そしてフレコ・ラフェルタンFleco Lafertinという二人の息子たち、それにドルノ・ロフラーDorno Loefflerというミトの兄弟によるファミリートリオだ。"Caravane"は、1998年に Andréa Panitzが作ったバンドということで、一昨年のフェスから出演している。そして、トリはご存知ヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerだ。
何がすごいって、この2日間で開催された6つのコンサートの入場料が今年は全部無料だということか。行った人がうらやましい。
少しでもこのイベントの雰囲気を感じ取りたい方は、こちらのダイジェスト映像をどうぞ。