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ファンタスティック・プラネット

Cinema


(La Planète sauvage、ルネ・ラルー監督、1973年、フランス・チェコスロヴァキア

舞台は、どこかの惑星。赤ちゃんを抱えた人間の女性が宇宙人に追われて逃げ惑うシーンから始まる。ちょっと"Monty Python's Flying Circus"のアニメみたいなシュールな雰囲気だ。母親は殺されるも、子供はドラーグ族の子ども、ティバに拾われ、ペットとして飼われることとなった。高度なリモートコントロール機能がついた首輪をつけられて、「テール」と名付けられた赤ちゃんはすくすくと成長する。ドラーグ族特有のヘッドセットを用いて脳に直接情報を送る教育方法でテールも高度な知識を身に着けて、ティバの元を逃げ出し、自分と同じ姿をした「オム族」の女性に助けられる。無事仲間に入れてもらえたテールは、ドラーグ族のオム族駆除のワナを巧に潜り抜けながら、ロケットを製造して無事に逃げ出すのであった…。

ドラーグ族は赤い目でやたらと体格のいい宇宙人だ。それに比べると人間はゴキブリみたいなもので、知能の低さや子供をどんどん作っていく等の事実から大変バカにされており、駆除もガスをつかったりされるところが笑える。それでも必死の思いでドラーグ族をやっつけたり、とにかく生き抜こうとする姿が印象に残る。宇宙には奇想天外な植物がたくさん。よくこういうのを思い付いたな…すごい想像力だと思った。

だいぶ前に劇場上映されるという記事をみて興味を持っていたが、結局観に行けなかった映画だ。まさか40年以上も前に作成された映画だったとは知らなかった。また観る機会を得たら、新たな視点で楽しめそうな、そんな映画だった。