スペインのマヌーシュ・ジャズフェスティバル "Festival Django L'H"は今年も豪華ゲストでいっぱい。

"Festival Django L'H"は、マヌーシュ・ジャズをこよなく愛するギタリスト、アルベルト・ベーリョAlbert Belloがスペインのバルセロナエリアで開催するジャズフェスティバルである。今年6回目の開催なのだが、今年も参加者は豪華そうだ。ギタリストはストケロ・ローゼンバーグStochelo Rosenberg、ホノ・ウィンテルステインHono Wintersteinとブラディ・ウィンテルステインBrady Winterstain親子、アドリアン・モワニャールAdrien Moignard、サムソン・シュミットSamson Schmitt、バイオリンのマーティン・ワイスMartin Weiss、ベースのウィリアム・ブリュナールWilliam Brunard、アコーディオンのマルセル・ロフラーMarcel Loeffler。国際的なマヌーシュ・ジャズアーティストがみんなマスタークラスをやる上に、スペインのアーティストの参加も多数、ジャムセッションもあるようだ。こんな豪華なフェスはなかなかないだろう。

地元にはアルベルト・ベーリョがトップを務める、マヌーシュ・ジャズを幅広い年齢層に対して教育している学校La Escola Municipal de Música Centre de les Arts (EMMCA)があり、その卒業生によるバンドもフェスに参加している。たとえば地元の図書館で、卒業生バンドによるライブも無料で楽しめたようだ。

こちらは、ジャムセッション"DJAMGO L'H"の広告チラシだがかっこいいデザインだと思う。
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今日11月27日がフェスの最終日。HONO WINTERSTEIN PROJECTのライブでは、ストーケロを除くインターナショナルアーティスト全員によるステージがありそうだ。だれかが動画をアップしてくれることを願っている!