クリスマス前夜の素敵な過ごし方。千代田フィルハーモニー管弦楽団 創立40周年特別演奏会

1976年に設立されたアマチュアオーケストラ、千代田フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴きに、すみだトリフォニーホールに行ってみた。識者は和田一樹さんという方。「のだめカンタービレの指揮指導」ってなかなか面白い経験をお持ちだね…と友人と話し合う。
曲目はあの有名なチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調 作品23」。そして、ショスタコーヴィッチの革命(交響曲第5番 ニ短調作品47)。やっぱり4楽章かっこいいねー。
私の耳なじみのバージョンはバーンスタイン指揮によるものだが、それと比べるとテンポは多少落ち着いていたかな。やっぱりここまでテンポがあがるとかなり難易度が高いんだろうな…バイオリンの弓の上下の様子をみながら色々と思いをめぐらした。あとでこの曲の解説をみていたら、最後の長調の部分は「強制された歓喜」だという説があって、喜び組のような、心からの気持ちではなく国がそうさせる…みたいな気がして切なくなるのだが。

グランドハープの音色にうっとりしつつも金管楽器をやっていたので、金管セクションが活躍する曲はうれしい。でも今回はとくに責任重大なティンパニーと鉄琴?に心を奪われてしまった。かっこいいな。

アンコールは、指揮者がおもむろにサンタの帽子をかぶっていらっしゃったと思ったら、Leloy Andersonの"A Christmas Festival"。今の時期にぴったり。

アンダーソン大好きな私は、「そりすべり」を聴くとクリスマス気分になれるのだが、クリスマス曲のメドレーもいいね。うれしいアンコールサプライズに大満足。

Happy Christmas!!