変わった中華料理を思う存分味わえる! 千里香@大久保

「なぜ韓国料理の街で中華?」と思ったが、「延辺料理を出すお店」ときけば、このお店が大久保にある理由もわかる(気がする)。なぜなら、延辺は、朝鮮族の自治州だから。新大久保と大久保の駅のちょうど間の雑居ビルの狭い階段をのぼったところに、そのお店はあった。


ユニークなものがたくさんあったが、串焼きをオーダー。なんと、席に炭を入れて、直接焼くことができる。スパイシーで癖のあるものを求めて、クミンをまぶした子羊の肉などを頼んでみた。スパイスがたっぷりすぎて、焼け具合がイマイチわかりにくいが、ふつうのお店じゃまずお目にかからない味だ。美味!


あとは、魚のコーナーにある辛い鍋も頼んでみたが、こちらも独特な味でかつスパイシーで美味しかった。朝鮮族のエリアは、唐辛子をたくさん使った料理が多いのかもしれないね。

バリエーションは本当に豊富でサナギ(カイコ?)の串揚げ犬料理のコーナーもあったが、これはさすがにパス。チャプチェっぽいものや、チヂミ、冷麺など、いわゆる韓国料理っぽいものがたくさんあったが、少人数ではとてもじゃないけれどカバーできない。また来なきゃね。

大久保・新大久保エリアはもともと異国情緒あふれる街だが、このお店の中国人客の多さに驚いた。中国の人にとっても、延辺料理って珍しいのかな? それとも、単に串焼きや鍋のような料理が楽しいのだろうか。